雑煮を食べる機会は正月を除けば年に一度あるかどうかである。二日目は故郷鳥取の小豆の雑煮であった。母が元気な頃は毎年のように小豆を送ってくれたので女房は小豆雑煮を食べる習慣がついた。今朝はモチが3個入っていたのだが鳥取で食べていた頃の1個分くらいの感じがする。子供の頃は母が各人に何個食べるのか確認する。兄弟が競い合って「俺5個」と言えば兄貴は「俺6個」と言うもので鍋には、あふれんばかりのモチである。正月がくれば幼い頃の思い出がよみがえってくる。
亡くなった婆さんは抹茶を立てるのが得意であった。それに比べ古嫁は茶道のお師匠さんではない。婆さんが使っていた抹茶茶碗を使わねばもったいないので雑煮を入れて活用している。これも供養の一つかもしれない。
やはりモチは延びてなんぼです。
キネが一番や~。