年賀状に混じって、ポルトガル語の葉書が配達されて来ました。
葉書には宛名と差出人の名前しか書いて有りません。
書く欄があるのに空白です。何で?
ライブ友達の女性が旅先で、10日前に投函しておりました。随分と日本に届くのに、時間がかかるようです。この葉書は、1ミリほどの厚さのコルクで出来ています。これは珍しい。有難うのメールをすると、彼女が旅先で悪戦苦闘をして、ようやく宛名と自分の名前を書いたそうです。
「宛名を書くだけで10分かかり…。全部で7枚…。宛名のみ書いただけで、時計の長い針は一周以上進み。夜な夜な書いてたので、あまりに疲れ…他の6枚はほんとに宛名のみで差出人の私の名前すら無記入で出しました。ゆみちゃんのだけ特別バージョンで差出人名入りの12分かけて書いた葉書です(笑)
マジックなら書きやすかったんでしょうけど、旅行にマジックなんて持って行ってるわけがなく、ボールペンタイプのペンでチャレンジが…やっぱり悪戦苦闘(笑)」
どんだけ悪戦苦闘したかボールペンで字を書いて見ました。なるほどこれは大変だ。字がかすれ、何度もなぞって書かねばなりません。
旅先で知人に葉書を書くのは、出来そうで出来ないものです。それこそ新婚旅行の時、書いたくらいしか記憶に有りません。
ポルトガルはコルクの生産量&品質が断トツで世界No.1の国。コルク葉書に描かれた鶏『ガロ』はポルトガルのマスコット的存在で、幸福のシンボルとされているもので、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ(巡礼のゴール地)へ向かっていた巡礼者にある事件がふっかかり…っていうバルセロスに伝わる雄鶏伝説から来るマスコットちゃん。彼女は良く勉強しております。
葉書に描かれた鶏『ガロ』を見た愛妻が、「誰だったか忘れたけど、海外旅行のお土産にいただいた置物で、トイレに置いてあるでしょ」と言います。そういえば見たことあるな。早速にトイレに行き確認しました。
『ガロ』に間違いなし。
わが子のような年齢のライブ友達が、「関東にライブに行ってきたお土産」だの、「九州へライブへ行ってきたお土産」と言ってライブのとき渡してくれます。
嬉しいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます