構造材が不燃物なので火事に強いと誤解されるが、鉄骨は摂氏550℃程度で急激に強度が失われるので、消火に手間取ると一気に建物が倒壊する危険性を持っている。
木造は火事に弱いと考えられているが、火で焼かれても柱の表面が炭化するのみで内部まで完全に燃えるには長時間かかるので、短時間に建物全体が崩壊するというケースは少ない。このため鋼材には耐火被覆を施すのが一般的である。
ただし火災保険料は鉄骨の方が安いため、統計上は木造住宅は火災の危険性が高いと考えられる。
材料強度は高いため、コンクリートや木質材料と比較すると断面を小さくすることが出来るが、座屈という現象が無視できなくなる。
水分に触れると錆びやすいため、外部や水周りに用いる場合は、防錆処理を施すのが一般的である。
木造に比べ約350倍断熱性が低いため、外壁を厚くする外断熱工法が良いとされる。
構造材は強いが、工法は木造軸組み工法と同じであるため、地震に対する揺れに弱い。
鉄骨構造本 引用
木造は火事に弱いと考えられているが、火で焼かれても柱の表面が炭化するのみで内部まで完全に燃えるには長時間かかるので、短時間に建物全体が崩壊するというケースは少ない。このため鋼材には耐火被覆を施すのが一般的である。
ただし火災保険料は鉄骨の方が安いため、統計上は木造住宅は火災の危険性が高いと考えられる。
材料強度は高いため、コンクリートや木質材料と比較すると断面を小さくすることが出来るが、座屈という現象が無視できなくなる。
水分に触れると錆びやすいため、外部や水周りに用いる場合は、防錆処理を施すのが一般的である。
木造に比べ約350倍断熱性が低いため、外壁を厚くする外断熱工法が良いとされる。
構造材は強いが、工法は木造軸組み工法と同じであるため、地震に対する揺れに弱い。
鉄骨構造本 引用