BSでの放送で高い評価を受けた『舟を編む～私、辞書つくります～』が、いよいよNHK総合での放送が決定しました。6月17日からドラマ10枠で視聴者の元へ届けられることになります。
BSから地上波へ - 視聴者の声が実を結ぶ
昨年のBS放送では、ギャラクシー賞入賞という栄誉に輝き、多くの視聴者から支持を集めた本作。三浦しをんの同名小説を原作に、辞書編集という地味ながらも深い魅力を持つ世界に情熱を注ぐ人々の姿を丁寧に描き出しています。
キャスト陣の想いも新た
主演を務める池田エライザは、放送終了から1年経った今でも作品への反響が続いていることを喜び、新たな視聴者との出会いに期待を寄せています。ファッション誌編集部員・岸辺みどり役として、言葉と向き合う姿を演じきった彼女の思い入れが伝わってきます。
一方、辞書編集部の馬締光也を演じた野田洋次郎は、脚本から受けた感動を今でも鮮明に覚えているといい、新たな視聴者との出会いを心待ちにしています。
令和の時代に描く「言葉」の価値
制作統括の高明希氏が語るように、本作は単なる辞書作りの物語ではありません。言葉を通じて人々が繋がっていく尊さ、そしてコミュニケーションの本質を見つめ直す機会を私たちに提供してくれることでしょう。
6月からの放送に向けて、既に作品を知る視聴者も、初めて触れる方も、新鮮な気持ちで『舟を編む』の世界を楽しめることが期待されます。
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