実家の母から
庭に野良猫 しかも病気持ちが住み着いて困っていると連絡を受けたのが 2013年の秋ごろでした
実はこの野良猫 もっと前から住み着いていたようで 義姉と母がこの野良猫のことで喧嘩になり
嫁姑問題が相当ひどくなってきたので 見るに見かねた私が引き取ることに・・・
目は目やにでグシャグシャ
鼻水は少し出ていて ヨダレは垂れ流しで 匂いもひどく
体は全体的に汚れまくっていました
実家に行って すぐ私はキャリーバッグに野良猫を入れ 病院へダッシュ
(大人しい猫だったのですぐバッグに入れることができました というか抵抗する元気もなかったような・・・)
まず全体的な検査と血液検査 さらに去勢もしてもらうことにしました
結果は 白血病で飢餓状態なうえにノミもいて 結膜炎に風邪にも少しかかっているとのこと
去勢もしてもらい 2日ばかり入院
インターフェロン注射と ノミ取りに虫下しやその他もろもろなお薬を注射してもらい 落ち着いたところで我が家へ
千葉から東京は車でも3時間かかったようで 猫も大変だったと思います
我が家に着いて すぐにケージに入れ
お水とご飯を用意 トイレも場所だけ教えておいて あとは慣れさせるのに少し放置しました
割りと早く慣れてくれて トイレもすぐ使ってくれました
猫はオスだったので 名前はゴローさんと名づけ
すぐ死んでしまうかもしれないけど とにかくできることだけやってあげたいと思いました
その後が大変な日々でした
まずドライフードは口内炎がひどいため 食べても痛くて噛めず口からこぼれてしまいます
ウェット中心で与えて お水もなんとか飲ませるようにしていました
ウェットもペースト状でないと食べられないため いろいろ工夫が大変でした
食べるご飯も とにかく飢餓状態を抜けだして 病気に対抗できるよう
体重を増やして抵抗力をつけることを中心にしました
キトンの缶詰や退院サポート その他いろいろ栄養のあるものを与えてました
その間も熱が出たり 大量の嘔吐が激しく ひどい時は1日に2回も人間なみな大量嘔吐をし
血も吐いたし 呼吸困難も度々あったし 下痢や食欲不振など いろいろなことに悩まされました・・・
とにかく白血病なので 免疫力をつけて口内炎を少しでも緩和できないと
この飢餓状態は抜けられないかもと悩みました・・・
今年2014年に入るとますますゴローさんの容態は悪くなり このまま駄目かもと何度も思いました
・・・が
3月くらいから 驚異的な回復力をみせたゴローさん
なんと最初は2.9キロしかなかった体重も 3キロから3.5キロ・・・ そして目標の4.5キロに
なんとか半年かけて 体にお肉がついて 病気に対しての抵抗力がついてきたようです・・・
白血病はなかなか治らないし 口内炎と歯周病もまだまだ痛々しいですが
前ほどひどいヨダレはなく 今ではドライフードもガツガツしっかり食べてくれます
まだまだ別室隔離で ケージ飼いですが
いつかみんな一緒のお部屋で過ごせるようになればいいな~と思ってます
病気に対しての闘いはこれからだね
まだまだ一緒に頑張ろうね ゴローさん