制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(平成5年鉄道社宅)

2014年07月05日 08時27分31秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。

ブラジルがコロンビアに勝ちました!
超ハイレベルで見ていて楽しかったです!
そしてそのコロンビアに勝とうとしていた日本・・
まずは滝修行から始めたらいいかと。


本日は平成5年の鉄道社宅です。


「豪槍一撃 屈する猛虎」

口から煙(ドライアイス?)を吐いていた寅、いや虎ですね。
裸人形を取ろうとして取れなかったのか、ハナから取る気がなかったのか。
主役の顔が残念過ぎますが、それさえ良ければいい山車ですよね。
虎を「猛虎」と書いてるのも面白いですね。
「この虎は猛なんだよ!」と説明している感じでしょうか。

清正の虎退治-
朝鮮出兵の際、虎を退治し滋養強壮に効くというその肉を秀吉に送って忠臣ぶりを示した清正。
超が付くくらい有名な話ですが、実は虎を退治したのは黒田官兵衛の家臣という説もあるようで。
それでも熊本城の造りを見れば清正の忠臣ぶりは明らかです。
好きな武将の一人です。


「息子が花咲く大相撲親だけ満開プロ野球」

雲板さんの外題集の説明によると、
「大相撲では若貴兄弟が脚光をあび、プロ野球では息子より父である野村監督の方が注目された」
とのことです。
そういうことだったのかー!
と今更。

ちょっと虎退治に関して気になっていた外題があるのでそれはまた明日にでも。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成5年古川町)

2014年07月04日 12時41分42秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。
※ 人以外に「さん」をつけるのは誤りと気づいたので今後町内敬称省略します。


家で置き山を作って電車の中でブログを書く毎日。(職場に持ち込んでるかどうかは想像にお任せします)
まあ楽しい。


本日は平成5年の古川町です。


外題
「仇討ち天晴れ 虹の橋立」

毛利家お膝元、吉川と並び毛利両川のひとつである小早川家の剣術指南役を巡り、
岩見重太郎の父・重左衛門は廣瀬軍蔵と試合をする。
※ この山車の札は廣瀬権蔵となっていますが、廣瀬軍蔵とその仲間の成瀬権蔵が混同してしまったものと思われます。
(調べても見つけられませんでした)

この試合で廣瀬軍蔵は敗れるが、腹いせに重左衛門を闇討ちにする。
これに怒った息子の重太郎が軍蔵を仇討ちするという話。らしい。

そして決闘の時、卑怯な軍蔵は仲間の若者を見学と称して連れてきていた。
最初から1対1の勝負などする気はなく、大勢で重太郎を打ちのめす為である。
それに対し重太郎は果敢に奮闘するが所詮は多勢に無勢。
徐々に劣勢になっていく。
むむむっ


しかしそこに2人の救世主が現れる。
一人はあの塙団右衛門直之。(去年の穀保町、新城町で主役)
一人は現在大河ドラマ「軍師官兵衛」で一旦姿を消している後藤又兵衛。(一昨年の将軍野三区でヤラレ)
この二人の活躍もあって、岩見重太郎は本懐を遂げる。

岩見重太郎はかなりのヒーローだったようで、
軍蔵を探し全国行脚している時にヒヒ退治をしたなど、色々な逸話が残っているようです。
ヒヒ退治は以前、旭町一区の外題で話題を集めましたよね。


場面に夢中になって人形のこと忘れてました。
この攻撃人形好きです。顔、動き、筋肉、いい感じです。
これが乗ったらほとんど成功しますよね。
逆に人形が良い時は奇をてらうと失敗することが多い気がします。
いかに人形で見せるか、去年の下酒田町かなり好きです。

この時もヤラレの顔はかっこよくありませんが
動きのあるスタイルが功を奏してか、全体的に動きがあっていい感じに躍動感があります。
後ろの人形もいい感じに目線が合ってていい空気作ってますね。


見返し
「どでかいぞ出船入船見上げるタワー」

セリオンですね。
おなじみ、雲板さんの外題集を見ると昔は見返しに解説がついていたようですが、
これってしおりに書いていたんでしたっけ?
またこの解説欲しいですね。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成4年くらいのジャスコ置き山)

2014年07月03日 12時43分12秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。


「父ちゃんに 最初からなし 自衛権」

先日の集団的自衛権行使容認で日本はどう変わるのでしょうか。
難しすぎて賛成も反対もできませんが。。



さて、今回は平成4年くらいのジャスコの置き山です。

この頃はジャスコに飾られるのが毎年の楽しみでした。
今の10倍は試行錯誤して作られてると感じます。


臨場感のあるいい置き山だと思います。
この置き山の主役は誰でしょうか?
信長をメインに置きながら、実は家康が主役に見えなくもない。

当時、今川義元に人質として預けられていた徳川家康。
桶狭間の戦いの頃は正確には松平元康ですが、敢えて徳川家康としているのでしょう。

人質とはいえ、一応負け側に与していた家康を最上段に飾るというのは面白いですね。
意味深に感じます。いや、考えすぎかな。。


いい顔です。
この信長がもし無表情だったら臨場感は出なかったでしょうね。
この顔、昭和63年の壹騎町二区さんでも信長で使われてました。
信長のイメージがなんとなくありますからね。
ちなみに平成2年の相染町さんでは信長の敵役で使われています。


この今川義元の顔は面白いことに昭和62年の小鴨町さんでは信長に使われてました。
今ではこのヤラレ(平成14年の統前壹騎町二区さん)になってます。
まあ、どうでもいいことですが・・



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成5年統前菻町)

2014年07月02日 12時02分40秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。

ワールドカップの決勝リーグはどの試合も面白い!
日本とはやっぱりレベルが違いすぎる。
てかザッケローニの見送りに長谷部と内田しか来ないってのは悲しくないですか・・



さて、今回は平成5年の統前菻町さんです。

外題
「剛億の座に嘆く苦闘の後三年」

有名な後三年の役ですが、あまりこの辺の歴史は詳しくありません。
大雑把に言うと奥州藤原氏の誕生に縁のある戦いということですか。


まぁよく分からないので人形について色々と。
個人的にこの攻撃人形好きです。今ある人形の中では一番彫りが深い顔でしょうか。
細かいことを言うと右手の角度と指はこの頃(昭和62年壹騎町二区さん)の方が自然で好きです。

このヤラレとの組み合わせは何回かありますが、
一昨年の壹騎町一区さんとか平成2年統前小鴨町さんの時のように右側に置いた方が綺麗なヤラレに見える気がします。

菻町さんは紅葉を使う町内ですが、人形の着物も同系色にしてるのは狙いでしょうかね。
全体的に赤くまとまって綺麗です。


見返し
「男鹿の山だよ港のタワーアダコダ言わねで昇ってけれ」

セリオンが建った年でしたっけ。
当初は凄い行列でしたね。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成6年新柳町)

2014年07月01日 18時03分26秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。


さて今回は平成6年の新柳町です。


その前に、
しばらくご無沙汰しておりました。
ふと振り返るとホームページもブログも去年の祭りから時が止まったままでした。
今年は色々あって祭りまでの時間が特に短く感じますが
とりあえず電車の通勤時間を使って更新していきたいと思います。

相変わらず好き勝手なこと書きますが、宜しくお願いします。


さて、改めまして今回は平成6年の新柳町です。
今年、個人的には6年振りに参加させて貰う町内です。
過去に何度か参加させて貰っていますが何とも居心地のよい町内で、私の仲間もみんなお気に入りの町内です。
山車の横に設置されているポリバケツの蛇口を捻ると焼酎が出てくるのもまた素晴らしい。
ビールだば炭酸で腹つえぐなるけど焼酎はスカスカ入ってきますからね。
これはホント素晴らしい装置です。
新柳町の皆様、今年も宜しくお願いしますm(__)m

そろそろ外題行きますか。
平成6年シリーズは写真がド下手です。中学生の頃なので。。

「激流壇の浦 義経八艘の舞」

私が中学2年の時ですね。
朝、ウキウキで町内を回っていてふとこの山車を見たときに「おい」と思いました。


なんで無表情で飛び回るんだ義経!
なんで腕が真っ直ぐなんだ教経!
なんでボーッと見てるんだ弁慶!

絶対に将来人形作るぞと強く思った瞬間のひとつです。

※ 新柳町は全く悪くありません。


見返し最優秀賞
「国民不在の日替り総理 マユゲの長さに反比例」

新柳町お家芸の見返し!さすがです。
今年は4番目だったということで受賞まであと一歩でしたね。
受賞回数はかなり上位だと思います。



今年僕は焼酎を飲ませてもらえるのだろうか。。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)