萩原ゆたか のブログです♪…シンガーソングライター…

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原発がクリーンだと誰が言い出したか(記事紹介)

2011年05月16日 | 災害・原発・ ボランティア
このブログであまり政治的な事は扱うつもりがありませんが、
余りにも、大事な歴史的局面に立っていると感じるので、
そんなことを言っている場合ではないと、
シェアさせて頂きますね。



日本や、世界での、
原子力発電発展のバックグラウンドとして
どんな流れがあったのか、
解り易い記事がありましたので、お裾分け?

★福島原発震災 チェルノブイリの教訓(5)
「クリーンエネルギー原子力推進」をだれが言い出したのか
(ダイヤモンド社のビジネス情報サイト)

http://diamond.jp/articles/-/12075
http://diamond.jp/articles/-/12075?page=2
http://diamond.jp/articles/-/12075?page=3
http://diamond.jp/articles/-/12075?page=4
http://diamond.jp/articles/-/12075?page=5


ちょっと意見述べます。

目覚めましょう。
二酸化炭素は出さないけど、
放射線物質を出す原発。
このまま日本にあったままで、本当にいいのでしょうか?

(本当は「世界に」あったままでいいのか…と
声を上げるべきところでしょう)

二酸化炭素も増えすぎて問題になっていますが、
まだ、植物が吸って酸素に変えてくれるし、
人が吸い込んでも、それ自体は害にはなりません。

人工的で多量な放射線物質は、恐ろしい影響を身体に与え、
環境に与え、その影響をなくすための技術を
世界は今だにもっていない…という、しろものです。

生み出してしまった死の灰を
無力化するすべをもっておらず、
その技術を得るのに、まだ何百「万」年もかかるであろう…と言われている、
今の段階ではお手上げのものだそうです。

まるで着替えすら自分で出来ない幼児が、
ダンプを運転するかのような状況で
発車して、数回ぶち当たって、まだ、数箇所故障しただけで
抜本的な変革(暴走するダンプを止める)をしなければ、
次の事故は時間の問題…
という状況にも似ているような印象をもちます。



原発が急になくなると、
電気が数十パーセント足りなくなる…のも
各方面に沢山の影響を及ぼして、一時的に困るのも解る。

けれど、放射線物質の影響は、
年数も範囲も、深刻さも、単位が違います。


原発が運転されるごとに作られる廃棄物は、日本だけでも
1966年から45年間で、広島の原爆1200,000発分
(120万発)だそうです。

日本には、既に54機もあり、40年以上動き続けているのです。

本当にいいんですか?
このままで。

世界の原子力関連輸出の競争の為に
どんどん進んでしまっています。
いいんですか?
日本に住む場所がどんどん狭くなっても。

気軽に吸える空気と、安心して呑める水と、
外で安心して遊ばせられる場所、
安心して作物を作り、
動物を放つことの出来る場所がなくなっても
いいんですか?



安心して外に出られないという事は、
外での一切の作業や移動に制限が出るという事です。

突き詰めて言えば、
地球上で、宇宙服のようなものをつけて生活しなくてはならないような
そういう状況にしてしまう種を、既に沢山作ってしまっていて、

そも種を捨てても、捨てた場所でまた悪さをするので、
場所を移すだけで、根本的に捨てきれない…
というしろものだ ということなのです。

まるでSF映画です。
でも、今、私が吸っている空気、
飲んでいる水、そのものの話なのです。

そして、お国は、その危険極まりない種を、
まだこれから、どんどん続けて作ろうとしているのです。
経済発展と世界競争に乗り遅れない為に。



もうそろそろ、
気がつかなくちゃいけないんじゃあないでしょうか。

政治とか、経済とかは、命あってのもの。
産業も会社も、仕事も給料も、
余暇も楽しみも、グルメもファッションも、
みんなみんな、命あってのもの。

住むべき、耕すべき、仕事をすべき、旅行すべき、
国と国土があってのもの。

衣食住の、食・住という、大事な部分を守れない状況は、
私たちの命そのものを守れないという事ですよね。
国土と身体を汚染するのですよね。

余りにも、豊かな空気や水が当たり前すぎて、
それがないと 生きていけない生身の身体の本質を
忘れちゃっているんじゃあないですか?

人間は、自分達で、首絞めて、本当にいいんですか。
真剣に一人一人が考えないといけない局面に
いるのではないでしょうか。

そして、考えるだけは考えても、流されていたら、
力がある人たちの言うなりになっていたら、
行動したり、声をあげなかったなら、
これだけの局面にいても、何も変えられないでしょう。



止める勇気。戻る勇気。問われています。
でも、新しい産業を作っていくチャンスにもなるでしょう。
前向きに捉えていきませんか。

もともと50年前にはなかったんだから、
代替エネルギーを早いところ都合つけて、
50年前にもどったつもりで、
やり直していけばいいのではないでしょうか。


難しい状況はいつでもあることでしょう。
でも、今判断しないと、
次判断するチャンスが来た時には
もっと凄い惨事が必要になるでしょう。

何でしょう、今回の震災以上の惨事って。
それを待つのですか?

いいんですか?本当に。

面倒な話ですが、現実です。
少し冷静になって、考えて声を上げましょう。
態度で示しましょう。
私たちの日本(世界)なのですから。

皆さんの一日が祝されますように。

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