横浜隼人☆甲子園への道

ベスト18進出!!

5回戦 14-4Y校(5c)

24日(金)準々 ハマスタ
VS横浜高校 11:00

8強進出!

2013-04-23 10:25:49 | スポーツ

という訳で、気を取り直し、日曜の慶応戦について書きたいと思います。


4月21日(日) 4回戦 保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアム


横浜隼人6-5慶応義塾

慶 320 000 000|5
隼 000 330 00X|6


(隼)深野、柏原、横田、内藤-島田(英)

【二】川崎、島田(英)

(スタメン)
5宗
4淺沼
8木下
3川崎
7藤澤
2島田(英)
9手塚
1深野
6荒井


(1回表)隼 -3慶
隼人先発は深野。その立ち上がり、1番に死球、一死から盗塁を決められ3番が左安。一、三塁から
慶応4番の名幸に三塁線を強烈に破られ2点を失う。更に5番柳町に右安されたところで早くも柏原へスイッチ。
直後に投横へセーフティスクイズを決められ3点目を献上。苦しい立ち上がり。

(2回表)隼0-5慶
一死から9番山本(燦)が左安。その後四球などで二死満塁から、またしても4番名幸に左線二塁打を打たれ2失点。
5点差を付けられワンサイドの様相。

(3回裏)隼0-5慶
反撃したい隼人は二死から宗が中前へチーム初ヒット。淺沼も続きチャンスを作るも3番木下倒れ無得点。

(4回表)隼0-5慶
前の回、柏原への代打・島田(将太)に代わり3番手で横田投入。その横田が慶応トップからの攻撃を見事三者凡退
に抑え流れを変える。

(4回裏)隼3-5慶
先頭川崎が左線を破る二塁打で出塁。藤沢遊ゴロ間に3進し、島田のサード悪送球で川崎生還。続く手塚の打球も
サードが悪送球。一走島田は一気に三塁へ。横田三振で二死も9番、頼れる主将荒井が右前適時打で更に1点。この時
一塁走者とのエンドランが決まっており、尚も一、三塁のチャンス。

1番宗が左前適時打でこの回3点目。淺沼死球で満塁となるが木下三振。

(5回裏)隼6-5慶
慶応は先発・津留崎からエースナンバー亀井にスイッチ。
隼人は二死から島田が右中間への二塁打で出塁。手塚四球で一、二塁から代打田邊が右前適時打で1点。この時、
好走塁を見せ、二、三塁とする。9番荒井が今度は中前へ2点適時打でついに逆転成功。

(6回表)隼6-5慶
この回から隼人はエース内藤を投入。その内藤が貫禄の投球。この回、7回を三者凡退に抑える。

(7回裏)隼6-5慶
追加点の欲しい隼人は一死から藤澤が左安で出塁。その後、敬遠、四球などで二死満塁のチャンスに当たっている
荒井登場。しかし二ゴロ、際どいタイミングになったが惜しくもアウトで無得点。

(8回表)隼6-5慶
内藤は一死から6番三枝に中前へ初ヒットを許すが後続を落ち着いて抑え無失点。

(9回表)隼6-5慶
先頭、代打に右前へ運ばれ無死からの走者を許すが、1番塩を1-6-3の併殺でピンチの芽を摘むと、最後も投ゴロに
打ち取り、試合終了。見事5点差をひっくり返す逆転勝利で8強進出を決めた。



土曜も寒かったですが、日曜は更に寒かったですね
選手・スタッフ・そして応援に行かれた方は本当にご苦労様でした。

まあ試合内容も序盤は骨身にしみる様な展開。

先発深野君は何かイマイチ腕が振れていない感じでしたが、案の定といいますか、残念ながら慶応打線に捕まってしまいました。2番手柏原君も球自体は悪くないのですが、勝負所で甘く入り名幸君にやられましたね。

本来ならこの2人で5回ぐらいまで投げきって欲しいのですが、課題の残るマウンドとなってしまいました。
個人的にはこの2人、かなり期待しています。特に深野君は秋から見ていて何となくマウンドで「おとなしい」印象。
帽子を投げ飛ばすぐらいの勢いで思い切り投げ込んで、時には相手胸元を厳しく攻められるような投手になってほしい
と勝手ながら思っています。同じ2年生左腕の橋本君はこんな感じのタイプ。相手に恐怖心を与えるような投手に成長
してくれる事を期待したいと思います

橋本君を含めた3人は秋以降の新チームを支える投手になるハズ。
沢山経験し沢山学んで欲しいですね


打線は慶応投手陣に対し5点差をどうするのか、興味深く見ていましたが、ここぞの集中力はさすが。

今年の打線なら落ち着いて攻めれば何とかなると思っていました。
そういった意味でも横田&内藤コンビの投球に尽きると思います。

まずは横田君が流れを掴み、攻撃にリズムを与えた。
それが中盤の逆転に繋がったと思います。

ただ、予想と若干違ったのは逆転したのが早過ぎた。
本来なら終盤まで僅差で付いていって終盤ひっくり返すのが隼人のパターンなのですが、逆にリードした事で苦しいなぁ・・・
と思いました。

所が内藤君の貫禄さえ感じる安定した投球、堅実な守り、何よりドッシリ試合を運べるハートの強さ。
「守りきらなきゃ」という硬さは微塵もなく、本当に伸び伸びプレーしている姿が印象的でした。

やはり秋の経験、そして冬に積んできた練習などが生きてきているのかもしれません。


この試合で特に印象に残ったシーン。

ひとつは田邊君の走塁。代打で打席に立ちタイムリー。いわばファーストプレーです。そして返球を見ながらセカンドベース
が空いたのを見逃さす、すかさず進塁。この一連のプレーは見事。普通は代打で結果を残し「ホッ」とするんですが、ベンチから集中して試合に臨んでいる証拠だと思います。

田邊君自身、スタメン起用でも全く不思議じゃないですし、秋の関東では4番を務めた選手。この他にも1番島田将太君、平学、花咲徳栄戦でタイムリーを打っている伊藤君など経験豊富な選手が控えます。このような選手がいるのは本当に心強いですし、層の厚みも感じます。

彼らも、もう一花咲かさなければなりません


さあ次は桐光戦。
色んな雑音はありますが、あえて何も言いません。

大丈夫。


がんばれ横浜隼人