yuzuの記

優しい風に誘われて

木道を歩けば

2021-07-12 13:15:10 | 季節

 

 

みずの森を散策していると

小さな林の中に続く木道があります。

スイレンや蓮を満喫した後に歩くと

初夏とは言え

まだまだ瑞々しい新緑のようなロケーションです。

 

 

比較的こちらへ回ってくる人は少ないので

ゆっくりと巡れるようですね。

 

これから、好きな志賀高原の「田ノ原湿原」では

ニッコウキスゲやワタスゲの頃でしょうか・・・

殊に一面白いワタスゲに包まれた木道は感無量でしたね。

木道を歩くと心はあの湿原に飛んで行くようです。

標高1600mにあるコンパクトな湿原ですが

季節に応じて撮りたいものが凝縮したような所です。

次はいつ訪れることが出来るでしょうか。

 

 

・・・なんてことを思い浮かべながら

歩く木道は楽しいものですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  畑の棚田  ( 滋賀県高島市 )

2021-05-19 11:13:31 | 季節

 

 

 

当地ではもうほとんどの田んぼに水が入り

田植えが終わったところが多くなりました。

昔はツバメがスイスイと飛んでいる6月頃に

田植えってしていたような・・・

曖昧な子供のころの記憶ですが ^-^

色んな事が季節の前倒しになってきているようですね。

 

 

思い立って高島市にある 「 畑の棚田 」を見に行くと

休んでいる田んぼ以外は田植えは終わっているようでした。

 

 

ここも外部からのオーナー制も取っているのですが

オーナーさんが増えているといいですね~ 。

いつもなら何人かのカメラマン氏に出会うのですが

このコロナ禍だしお天気も良くないからでしょう。

ひとりのカメラマン氏にも遭遇しませんでした。

 

 

この棚田のあぜ道や生活道路には

たくさんのマーガレットが植えられていて

目を見張ったものですが今年は少ないようですね。

 

 

中学生らしいお兄ちゃんも日曜日にお手伝いのようです。

ガンバッテね~ ♪ ♪ 

 

 

去年見つけていたおだまきの花、

今年も同じところに咲いていましたよ。

嬉しい・・・^-^

 

 

山の斜面を活かして田んぼに切り開いていった当初は

大変な労働だったでしょうね。

今でこそ棚田の美が注目されて

日本の原風景のような位置づけになったけれど・・

滋賀県では唯一棚田百選に選ばれて

高い評価を得ている畑の棚田、 

この景色が守られて行きますように・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は黄色から・・・

2021-03-22 07:54:53 | 季節

 

 

春はね、黄色から始まるのよ・・・

あなたはよくそう言ってましたね。

 

菜の花が一面黄色に染めて広がる時

その言葉を懐かしく思い出します。

 

なぎさ公園の菜の花

花壇のらっぱ水仙

メタセコイア並木のサンシュユ

冬枯れの景色から立ち上がって

次々に咲いてきましたよ。

 

春は黄色から・・・

 

厳しい冬や世情のうさを払うように

季節をたがわず咲いてきましたよ。

 

自然はすごいね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愉快なコハクチョウの飛び立ち

2021-01-17 08:01:09 | 季節

 

 

長野県の安曇野市には近年10月半ば頃になると

コハクチョウが飛来してきています。

安曇野市豊科にある犀川の白鳥湖、

安曇野市明科の御法田遊水池 などですね。

毎年、10月半ば頃に飛来して翌3月末頃に北帰行となります。

 

 

通常、シベリアで夏を過ごすと

6月頃に産卵して子育てをして湖沼や地表が凍る9月に

暖かい南の地へと旅立ちます。

生後3か月位の幼鳥を親鳥たちが守って

5000キロを渡ってくるなんてほんとに驚きです。

 

日本の新潟の瓢湖や犀川で冬を過ごすのですが

新潟などの越冬地が大雪でエサが少ない年などは

長野県に多く飛来してくるようになったのだそうです。

朝の早い時間に遊水池を訪れると

他の水鳥たちと共に優雅に過ごすコハクチョウたちの

とても愉快な飛び立ちの瞬間に出会うことが出来ますよ。

 

 

コハクチョウの数は白鳥湖の方が多いのですが

背景にアルプスの雪嶺を従えた遊水池は

カメラマン氏の人気の場所となっているのですね。

 

 

コハクチョウ達が何やら鳴きはじめ

呼応するように首を鳩のように上下し始めると

それは始まります。

「 行くよ~ ♪  」

 

 

多分家族なのでしょうね、

5.6羽がざわざわし始めて混雑の中助走に入ります。

 

 

何十メートルかを助走して飛び立つのですが

それはダッダッダッと走りとても愉快な光景です。

とても優雅な白鳥とは言えないドタバタですね。

 

 

中にはなかなか助走から飛び立てないのもいたりして(笑)

「 待ってよ~ ~ 」

小さな水鳥は スイッと飛び立っていきますが

体の重いコハクチョウはそうもいかないようです。

 

 

無事に飛び立ったグループは

近くの田んぼや白鳥湖の方へと飛んでいくのでしょう。

はあーい 優雅ですよ~ ^-^

 

朝のこの飛び立ちの瞬間は

見ていて時間も寒さ忘れるほど魅入ってしまいますね。^-^

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の重なる時

2020-12-21 13:00:18 | 季節

 

 

12月に入り当地でも山の頂上から紅葉が下りて来て

半ばになると色も濃くなり晩秋へと進んでいました。

この秋は比較的穏やかで暖かな日が多かったですね。

ある朝、寒さに目覚めると

まるで仕掛けの扉をくるっと回転させたように

山の頂は雪に覆われ一気に季節が変わっていました。

 

 

冠雪と紅葉が一度に見られる時は短くて

それも青空の元となると瞬く間ですね。

季節は時期を違わずやってくるもののようです。

 

それにしても、綺麗だなあ~ ~ ^-^

スキッとした景色に思わず見とれてしまいます。

秋がバトンを冬に繋いで

季節が重なり合う時

長い長い冬との闘いに武者震いがするようですね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020-08-20 04:42:04 | 季節

 

 

今年の夏はなにか変ですね。

琵琶湖へと向かう小径の両側にある林からは

それこそ暑さを倍加させるように

蝉の鳴き声が届いてくるのですが

鳴く順番がいつもと違っています。

ミ~ ンミ~ ンミ~ ン

シャンシャンシャン

ジィージィージィ~

ツクツクボウシツクツクボウシ

そして

カナカナカナ

 

地域によって多少違いはあるでしょうが

ここでは毎年、蜩の鳴き声が

夏の終わりが近いですよ と

教えてくれるようでした。

それが今年は7月の初め頃から蜩が鳴きはじめ

ん??? はや、蜩なの ??

それはほんの数日で終わってしまって・・・

 

哀愁帯びた蜩の鳴き声は

夏を惜しむように聞くものだと思っていたので

とても違和感があったものです。

新型コロナとかとんでもない酷暑とかが

蝉たちの出番を狂わしているのでしょうか。

 

ゆかしい夏の情緒のように思っていたので ?! でしたね。

蜩は群れずにほとんど単体で

カナカナカナ、カナカナカナと

ほんの少し尾を引くように

夏の終わりに寂し気に鳴く・・・

 

わたしの独りよがりな思い込みなのかも・・・ですね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野辺の春

2020-03-24 07:35:19 | 季節

 

 

どこかで春が生れてる~ ♪

 

そうですね、どこがで芽の出る音がする・・・って

 

この作者は詩人だなあ~ ^-^

 

 

世の中は何もかもに制限がかかって

 

重いコートを脱ぐ実感も薄れがちだけど

 

嬉しいね、こちらの野辺でも

 

ほら、遅い春が芽吹いていましたよ ^-^

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛川のかやぶき屋根に秋の訪れ

2019-10-05 07:10:13 | 季節

 

 

滋賀県の高島市から朽木を抜けて

大原三千院に行く途中の

葛川地区にそのかやぶき屋根の民家があります。 

 

 

今は資料館としてひっそりとしたたたづまいです。

私の母方のおばあちゃんは子供たちが巣立った後

田舎の奥のその奥の山村で

こんな家にひとりで住んでいましたっけ。

 

 

裏庭に柿の木が1本あって大きな実をつけていました。

コスモスが朝夕の冷たい風に揺れていたのは

もうずっとずっと昔の記憶です。

 

 

 このように昔の生活を保存するのは

とてもいいことですね。

便利さ、快適さに慣れ過ぎたこころに

暑さにも寒さにもくじけなかったおばあちゃん達の

厳しい時代を生きた強さをつくづく思います。

 

 

ここ葛川のかやぶきの家にも

秋は滑り込んで来ていました。 

 

 

このすぐ横には

比良山への登山入口があります。

ここに来るたびに登山の皆さんと遭遇します。

いい山歩きをしてきてくださいね~ ^-^

 

 

 秋はまんべんなくどこにも訪れて・・・

大好きな季節です。

しっかりと立ち会おう!! と

思ったりするのですね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏が始まるよ

2019-07-26 17:50:31 | 季節

 

 

令和になって初めての

「夏」

夏が始まるよ

今年はどうしたんだろ

友人たちもやってきた

こうちゃんや妹と一緒にとし君一家が

ちびちゃんたちを連れて

もうすぐお泊りにやってくるんだって ^-^

そうねぇ

キャンプしてバーベキューして

クワガタやカブトムシ探して

こうちゃんたちは琵琶湖で釣りして

子供たちは水遊びして

ちょうど花火も上がるから見れたらいいね

 

楽しい事たくさんたくさんして

令和初めての夏に

琵琶湖畔のおばゃんの所で

いっぱいいっぱい思い出作ったこと

3歳と5歳の幼な子が

いつか思い出してくれる事もあるかな ^-^

 

その昔、

わたしたち兄妹が、ずっと山奥のおばあちゃんのところに行き

いとこ達と花火したり、裏の川で水遊びした夏休みを

懐かしく思い出したそのように・・・

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時の狭間で( 瑠璃光院の新緑 )

2018-05-17 15:45:18 | 季節

 

                                            瑠璃光院の床もみじ

  今年はいろんなことが変動する

そんな年になりました。

知らず知らずに 昨日とたいして変わらない明日が

やってくるものと思っていたのが

気がつけば多くの事が変わっているのですね。

まるで季節のそのようです。

 

 

仕事面でも 北海道に転勤して5年のH君が帰ってきて

長く大阪のメインHPで指揮を執っていたT君も

エリア内で転勤になっています。

大きな支柱のようなT君の移動は衝撃でしたが

部下の失態の責任を取ったようです。

「誰がいなくなっても仕事なんて回っていくもの。僕も荷が軽くなって

少しは家族のことも考えられるようになったよ」

「そうね、自分がいなければ なんて勘違いなのかも知れないね。

仕事ばかりに縛られていたんだから良かったじゃない ^-^」

無事出産したUちゃんも復帰してきました。

淀みを防ぐためか 定期的に移動が行われるけれど

ときの狭間で揺れ動いた日々も

早い遅いはあるものの

きっとそうなるように決まっていたのでしょう。

多くのことが見えて来る年代になると

あれだけ悩んだことも些細な事に思えて来るようです。

 

                                                新緑の双葉

中国の史書で

10年経てば山河も変わる というのがありましたが

その通りですね。

目まぐるしく変動した日々が 荷を減らせば

なにをそんなに懸命だったのか と

穏やかに振り返れるようですね。

  

 

今年も瑠璃光院の新緑は見事ですよ。

自然は淡々と季節を迎え 淡々と季節を送り出します。

がむしゃらに頑張ってきた日々も美しい。

目を細めて振り返る瞬間もまた愛おしい。

これからですね・・・

自然の理を見つめながら

1日1日無事であれば

そう悪くもないかな・・・って ^-^

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする