瑠璃光院の床もみじ
今年はいろんなことが変動する
そんな年になりました。
知らず知らずに 昨日とたいして変わらない明日が
やってくるものと思っていたのが
気がつけば多くの事が変わっているのですね。
まるで季節のそのようです。
仕事面でも 北海道に転勤して5年のH君が帰ってきて
長く大阪のメインHPで指揮を執っていたT君も
エリア内で転勤になっています。
大きな支柱のようなT君の移動は衝撃でしたが
部下の失態の責任を取ったようです。
「誰がいなくなっても仕事なんて回っていくもの。僕も荷が軽くなって
少しは家族のことも考えられるようになったよ」
「そうね、自分がいなければ なんて勘違いなのかも知れないね。
仕事ばかりに縛られていたんだから良かったじゃない ^-^」
無事出産したUちゃんも復帰してきました。
淀みを防ぐためか 定期的に移動が行われるけれど
ときの狭間で揺れ動いた日々も
早い遅いはあるものの
きっとそうなるように決まっていたのでしょう。
多くのことが見えて来る年代になると
あれだけ悩んだことも些細な事に思えて来るようです。
新緑の双葉
中国の史書で
10年経てば山河も変わる というのがありましたが
その通りですね。
目まぐるしく変動した日々が 荷を減らせば
なにをそんなに懸命だったのか と
穏やかに振り返れるようですね。
今年も瑠璃光院の新緑は見事ですよ。
自然は淡々と季節を迎え 淡々と季節を送り出します。
がむしゃらに頑張ってきた日々も美しい。
目を細めて振り返る瞬間もまた愛おしい。
これからですね・・・
自然の理を見つめながら
1日1日無事であれば
そう悪くもないかな・・・って ^-^