樽見鉄道は岐阜県を走る第3セクターのローカル線です。
大垣~ 樽見まで19駅で繋ぐ路線ですね。
この路線は桜ラインと称されるほど
桜の見どころの多い駅が楽しめますよ。
中でも谷汲口駅はまるで桜の園のように多くの桜が植えてあり
満開時はそれは見事な景色を織りなします。
なにか心がふわ~ とほどけていくようですね。
駅の前のシダレサクラも満開です。
少年が下りの電車を見送っています。
この路線では珍しい2両編成の上りがホームに入ってきました。
多くのお客さんが吐き出されるように降りて来て
ここが谷汲山華厳寺の最寄り駅なので
ここからバスで華厳寺に向かうのでしょう。
コロナ蔓延もあってほんとに久しぶりの谷汲口駅ですが
初めて見た時の感動そのままに
素晴らしい桜の名駅でしたよ。^-^
大山地区はもうすっかり紅葉も終わっていたので( 11/10 )
残り紅葉を探して、いつものかやぶきの家に行ってみました。
ここだとまだ雰囲気的に秋~ って感じがしますね。
ここは絵画の1枚にもなりそうで
わたしも好きな所です。
後ろの山は大山です。
まだ冠雪はしていませんでしたが
峰は白っぽく遠目には雪のようにも見えます。
茅葺の家はどこか散髪したてのようで
綺麗に整えられていつもとは少し「ん?」 て感じでしたね。
手入れしてくださったのでしょう。
今年はコスモスが咲いていましたよ。
コスモスがあると優しい風情になりますね。
圧倒的な紅葉で訪れる人も多い大山ですが
場所によっては、少し遅れてもまだみられますね。
例年10/3位がピークなので1週間ほど遅かったようです。
大山は基本晩秋の趣でしたが
でも、ススキの原が光に映えて
どこを通ってもキラキラと綺麗でしたよ。
※もう次の季節がせっついてきているようで焦りますが
頑張ってこの秋をアップしていきますね。
どこか劇画の世界のよう・・・
丘の向こうから朝の散歩を待ちわびていた
白い大型犬パトラッシュが
ふいに姿を現しそうなそんな気がしてワクワクします。
カメラをターンして望遠にすると
これはまた水墨画のよう・・・
朝早いといろんなご褒美がありますね。
蒜山高原が起きてきました。
ここは家族でよく来たところです。
特に母とは毎年のようにこの時期になると
賀茂川の白菜や蒜山の道の駅「風の家」に
大根を車いっぱい買いに来たものですね。
漬物なのですが4軒分となると買い物も一苦労。
実家には大きな漬物用の樽がいくつもあって
私が帰省した時に、母と二人で買って来て漬けるというのが
我が家のこの時期の風物詩でもありました。
特にみんな母の白菜漬けが大好きで、あれ以上の味はなかったです。
母と二人で白菜を漬けたこと、楽しかったなあ~ ^-^
今は楽しい事だけが思い出されて
気持ちもあったかくなります。
家族が一人減り、二人減りして、
ほんとに長い歳月はかかったけれど
悲しみを手放すと、
こんなに楽しく思い出が蘇るのですね。^-^
安曇野から白馬に着いた時は
まだ朝早い時間帯だったのでお店も開いていなくて
お天気は下り坂の曇天、今日は電車を撮ろうと
白馬駅にダイヤの確認に行ってみましたよ。
私が白馬に通い始めた頃
ここは若者や外国人観光客でにぎわっていました。
清里や白樺湖などでも感じた斜陽の影が
ここにも漂っていました。
もちろんコロナの影響もあるでしょうが
閑散とした寂しさは時の流れを感じることですね。
お店は11.00にならないと開かないという事なので
駅舎に入って電車の時刻をメモしていくと
うーん、1時間に1本の電車も走らなくなっていました。
もう車でアクセスする時代になってしまっているのですね。
登山者が特急でやってくるには少ないダイヤです。
そういえば私の好きだった特急あずさ号は
車両の姿も変わってしまっていますね。
電車の時間まで間があるので大出のつり橋に回ってみます。
つり橋たもとに道祖神と1本のかえで? の木がありました。
この時期、白馬麓で唯一鮮やかに色づいた木でしたね。
少しハイキー気味に撮ると
いろんな色が賑やかに浮き出て
ああ、綺麗~ ♪ 楽しい~ ♪
赤、黄、緑 三色に色づいたものもあり
この木のいい時期だったようです。^-^
曇天なので白馬三山の雄姿もおとなし目ですね。
また雪の頃に期待です。
白馬地区の山裾を走っていると
どこかノスタルジー漂う山間の風情でしたが
この時期、こんな長閑な景色もまた白馬なんですね。( 10/22 )
なんでしょうね・・・
ここに来ると心がほどけていくというか
もう何十年も癒されてきたように思います。
初めて乗鞍高原に来たのは
まだ両親も元気で、私も登山にのめり込んでいた時でした。
夏の初めの頃です。
当時はまだまだ一の瀬園地も自然のままに置かれていて
しらかばの木々が爽やかで優しかったのを覚えています。
流れる雲がそれは綺麗でいつまでも見ていられましたね。
何年も何年も季節を変えてひとりでも行くようになった時
ここは・・・まほろばのような所だと思うようになりました。
そのころ、一の瀬園地はBBQやキャンプ場などの管理を
もうご高齢のおじさんがひとりでやっておられました。
何代目になるのでしょうか、
この日も園地の草刈りを頑張っているおじさんに会いましたよ。
紅葉の季節はここが最も鮮やかに彩られますが
全山錦秋にはあと数日のようですね。(10/21現在)
当時はひっそりと穴場だった「まいめの池」も
今やカメラマンが押し寄せるメジャーな場所になりました。
嬉しいような・・・複雑な気持になりますね。
ここは早朝、人の出てこない時間帯が撮りやすくていいですね。
池への映り込みが風で波も立たず
乗鞍岳の優しい姿が切り取れます。
この日は時間が少し遅れたためにさざ波が立っていますが
それでも十分綺麗でしたよ。
園地内の「大かえでの木」もしっかり色づいて来ています。
少し峠の方に回ってしらかば峠あたりから
乗鞍高原を俯瞰で見たいなと
林道安曇奈川線を上がっていきました。
広く園地を見渡せる位置はここで良かったのか
久しぶりなのでウロウロしてしまいましたね。
長い歳月の間には自然も少しずつ変わっていきます。
木々もおおきくなって視界を遮ったり、古い木は伐採されたり
全てが同じというわけにはいきませんが
それでも乗鞍は
やはり私にとっては「まほろばの地」でしたね。
何度も何度も深呼吸して「 また来るよ~ ~ ^-^ 」
新穂高ロープウェーの始発に間に合いました。
ロープウェーへのアクセスは
西穂高口駅からの大1ロープウェイと
乗り換え中継地点の白樺平駅大2ロープウェイがありますが
そのどちらにも大きな駐車場があります。
この時は下の新穂高ロープウェーで上がっていきます。
頂上まではしらかば平駅でいったん2階建てに乗り換えます。
積雪があればまた壮観ですが
これも秋らしくていいですね。
収容人数を少なめにしたロープウェイの窓からは
色づきの進み始めた紅葉が綺麗に見えてきます。
白樺平駅までは普通のロープウェイで
このあと日本で唯一の2階建てに乗り換えることになります。
白樺平駅周辺はゆっくり時間を過ごすにもいい所です。
どの季節でもここが一番華やかですね。
私が好きなのは5月、藤の花の頃
まだ笠ガ岳は冠雪しており、藤が白い峰に映えてとても美しかった、
そんな印象が強く残っています。
珍しく好転したお天気に恵まれて
西穂高口駅の屋上展望台からは
笠ヶ岳、槍ヶ岳、西穂高連邦、そして焼岳と
360度の大パノラマが広がっていきます。
初めて目の前の雄大な山岳ロケーションに絶句したのは
早いもので、もう30年以上も前になるのですね。
その感動は今も変わらないです。 ^-^
下りていくときに白樺平駅で少しゆっくりしました。
ここには天然温泉露天風呂、神宝乃湯や
飲食レストランやビジターセンター、山楽館もあり
外来入浴や食事なども自由に楽しむことが出来ます。
急ぐ旅でなければホッと一息いいかも ^-^
このあと ここだけは外せないと決めていた北アルプ大橋に向かいます。
例年、9月末から10月初めには見頃となる栂池自然園に上がって来ましたよ。
今年は4.5日まだ早かったようですね。
まず麓から全長4120mと
日本で2番目に長いゴンドラリフト「 イヴ 」で
白樺駅を経て栂の森駅まで20分、
そこから歩いて5分の栂大門駅からロープウェーで5分
目的の自然園駅に到着します。
お天気がいま一つなので
栂池ヒュッテのテラスもよく空いています。
さあ、体温チェックも済んで
ここから自然園の木道へと歩き出します。
紅葉の色づきは赤や黄色がもう少しでしたね ( 10/4 )
あれだけの人がいたのに
みんなどこに吸収されたかと思うほど
人影はいつの間にかまばらになっていましたね。
ご年配の20人ほどのグループもすぐ前にいたのに
あれぇ~ 消えてしまいました。
写真を撮りながらの散策なので
どんどん後から来る人達に追い抜かれてしまいます。
お年寄りが多かったのですが
みなさんとてもお元気ですね ^-^
比較的色づいたところを切り撮りましたが
後で知人のブログを見ると
その3日後くらいには綺麗に色づいて来ていました。
紅葉の時期は最近少し変化していて難しいですね。
無理を重ねれば無茶になるので
今の自分の体調に合わせてゆっくりと散策してきましたよ ^-^
信州で紅葉が最も早くやってくるのは
千畳敷カールと白駒池、そして栂池自然園だと
私の知っている範囲ではそうなのですが
通年、9月末から10月初めには見ごろだと思っていたのが
今年は少し遅れ気味のようでした。
千畳敷カールは
ふもとのバスターミナルからロープウェーまでバスで40分程
九十九折れの狭い道を上がっていきます。
暦上ではピーク時なので上の混雑も予想されますね。
このロープウェーの駅で標高2612mになります。
着くなり下りの予約券を渡されて
滞在の時間はなんと60分程です。
もちろん、長く留まりたい人は出来るのですが
予約をまた取り直さなくてはいけません。
9分間隔で動かしているものの観光客がごった返しているので
その対応処置になったようですね。
これではみんな登山する時間は無くなり
近くを散策する程度です。
それにしても紅葉はもう少し先のようですね。
池まで降りていく人も少なくて
乗る時間のアナウンスを聞き逃さないよう
みんな千畳敷ホテルの出口から階段のあたりに集まって
芋煮のごった返しのようです (笑)
これが赤や黄色に見事に色づくのは
10/2現在、まだ数日かかるようで
山頂に向かって登る人の列は今回は見られません。
やはり温暖化のせいでしょうか。
まあ山の事ですから
気候、天候は自然任せで、ガスで何も見えなかったこともあるのだから
ここに立てた事で良しとしましょうか。
そんな事とはつゆ知らず
後から後からロープウェーが人を送り込んできます。
下で状況を説明し上がるか引き返すかの
選択肢を与えるのも一つなのかなと思う事でした。