長浜市余呉町にある全長寺は
別名、達磨とあじさい寺とも呼ばれる曹洞宗の寺院です。
この時( 5/3 ) は境内がいちめん新緑に包まれて
清々しい爽やかな景色でしたよ。
嬉しいね、落ち着くね~ ^-^
はじめてここを訪れて以来
もう何度もお邪魔させてもらっているお寺さんですが
四季折々、桜、新緑、紅葉と
やってくる人々を楽しませてくれています。
相変わらず笑顔の素敵な大黒様・・じゃなくて恵比須さんでしたね。汗
にしても いいお顔 ^-^
手前に琵琶湖を模したご住職渾身の池があるのですが
ここは時期が合えば蓮の花が咲いて綺麗ですよ。
本堂。
曹洞宗の寺院なので、福井県の永平寺とも繋がりが深いとの事。
また京都の源光庵と同じように
四角い [迷いの窓」、丸い「悟りの窓」がここにもあるのですね。
境内随所に七福神が奉納されており
福禄寿の像も優しくていいですね~ ^-^
眩しい新緑に桃をかざして穏やかなお顔です。
平穏であることに感謝ですね~ 。
6月の終わりから7月にかけて境内にはアジサイが咲きます。
今のご住職が25年前からコツコツと植えられて
50種類、1500株のアジサイが咲きそろう名所となりました。
1年の半分がやって来ようとしています。
そう、もうすぐアジサイの季節ですね・・・
葛川地区のかやぶきの屋根あたりにも
新緑が力強く芽吹いていましたよ。
遅い春の訪れもなんのその
きっちりと時節を合わせて来るのですね。
自然てすごい・・・
冬、すっぽりと雪にうずまっていた茅葺のまわりが
一足飛びに春を越えてまるで初夏のようです。
庭の片隅に春の名残が・・・
タンポポは半分旅立ったようですね。
すぐそばの橋の対岸には地主神社の
細い清流の両側を新緑が覆っていました。
新緑の若葉色って
なんて優しくて可愛いのでしょうね。
思わず深呼吸のひと時でしたよ。
行動の制限がある為県内で撮影したりしていましたが
まだ新緑の綺麗な静かなところは・・・
長浜市にある孤篷庵など落ち着いていいですね。
孤篷庵と言えば京都の大徳寺が有名ですが
こちらは近江孤篷庵と呼ばれる臨済宗大徳寺派の名刹です。
この日、すれ違う人もいない参道の遅い新緑が瑞々しいです。
以前紅葉の頃に初めて行きましたが
新緑の孤篷庵も素敵です。
なによりこの静けさが心地よいですね。
近江孤篷庵は小堀遠州の菩提寺であり、現在も遠州の墓が残されています。
小堀遠州は大変多才な人物で書画、和歌にもすぐれ
千利休、古田織部とともに日本三大茶人としても知られています。
桂離宮、仙洞御所、二条城、名古屋城などの建築・造園にも才能を発揮し
大徳寺孤篷庵、南禅寺金地院などは、代表的な庭園と言われます。
京都に行かれたら「小堀遠州作」のお庭に遭遇されることも多いでしょう。
中でゆったりと腰を据えて撮影しているカメラマン氏に会いました。
お互いこの空気感を損なわないように目礼し
奥で行われているお茶のお稽古の邪魔にならないように過ごします。
ほんの一瞬で過去になっていく時間ですが
この心の手触りとでもいうのでしょうか
忘れずにいたいひと時でもありました。
メタセコイア並木は冬の雪景色が圧巻ですが
新緑の頃も清々しくて綺麗ですよ。^-^
見事で眩しいほどの新緑の並木道です。
まだ誰もやってこない早朝、
2.4キロの端から端まで辿ってみると
その場所ごとに素敵な構図が現れます。
風薫る5月のメタセコイア並木は瑞々しいですね。
通り抜けて行く風をかすかに感じながら
緑のシャワーを浴びているような気がします。
以前、ある人がが言いました。
こんなご時世に一番幸せになれる人はどんな人 ?
うーん、忍耐力、創造力のある人かなあ・・・
ちっちゃな幸せを大~ きく喜べる人よ。
そっかあ~ そーなんだ・・・
とてもそんな達人の域からは程遠い私などは
ちっちゃな幸せをちっちゃく喜んでいますが (-ω-;)
受け取り手の感じ方次第と言う事なんでしょうね。
柔らかな風に巻かれて
メタセコイア並木の新緑の中にいると
そうですね、最近一番の幸せな瞬間かも知れませんね。
感謝・・・
近畿地方も梅雨入りしましたね。
六月というとどうしても雨のイメージが強いですが
まだまだ新緑の眩しいところがありますね。
ここ湖東三山のひとつ金剛輪寺では
紫陽花がまばゆいばかりの新緑に囲まれて
しっとりとした中に優雅な趣をまとっています。
幾重にも重なり合う緑のグラデーションが美しいです。
ほんと 緑が眩しい・・・
★★ 悲しいことがありました。
拉致被害者横田めぐみさんの父、横田滋さんが
とうとう亡くなられました。
その半生、愛娘を取り返すために闘ってこられて
ご本人もご家族もどんなにか無念だったことでしょう。
何度か奥様の横田早紀江さんの講演を聞く機会があり
N市駅前で署名活動に遭遇したりしましたが
ついに・・・という思いが胸を締め付けます。
安倍さんにも思い出してほしい。
当時中山参事官とともに信念と強い意志をもって
拉致被害者のみなさんに寄り添って戦っていたあの頃
あなたは「希望」 であったはず。
こんなことがあっていいはずはない
ご家族に残された時間が少ない中
もう一度あの頃に立ち返り、もろもろ慢心ゆえの迷走から
目を覚まして欲しいと、名もなき国民は心から願います。
コロナ自粛も長くなりましたが
当地でも観光化されている所では
駐車場はほぼ閉鎖されています。
辛うじて道の駅の駐車場が開いている程度でしょうか。
マキノにあるメタセコイヤ並木も人気のスポットですが
パーキングは閉じられているけれど
並木道の道路は周辺の畑や農地の生活道路でもあり
この2.4キロの並木道を通り抜けることは出来ます。
今は新たな緑が芽吹いて来て眩しいほどですね。
生き生きとした躍動感に溢れているようです。
いつもの、人で賑わった感じよりも
あるがままの自然の姿に戻ったようで
開放感を感じられるような気がします。
瑞々しい新緑のとき、前を向いて
次への希望が湧いてくるような・・・
あと少し、あと少し
がんばれ日本!!
京都右京区嵯峨鳥居にある祇王寺は
新緑の美しい季節に入ると真っ先に思い浮かぶお寺です。
嵐山から嵯峨野を抜けそぞろ歩くと
二尊院や落柿舎などのほど遠くない所にある
竹林と楓に包まれた慎ましやかな草庵です。
真言宗大覚寺派の尼寺なんですね。
平安時代、平清盛が権勢をふるっていた頃
白拍子の祇王はその舞を愛でられ寵愛を一心に受けていました。
そんな時、仏御前という白拍子が
自分の舞を見てほしいと申し出るのですが
清盛は、舞は祇王に勝るものなどいないとはねつけて
祇王のとりなしでやっと望みが叶います。
仏御前の舞をみた清盛は途端に心奪われ
だんだんと祇王から遠ざかり
扱いも仏御前の風下に置くようになったのですね。
世をはかなんだ祇王は母や妹と出家し入寺します。
そこが祇王寺でした。
のちに、心ならずも恋敵になってしまった仏御前は
自分は舞を見てほしかっただけなのだと
こちらも出家し後を追うように祇王寺に入寺したのです。
綺麗に手入れされた苔も美しいここは
平安の昔にそんな女人たちが身を寄せていたのだと
いにしえへと思いを馳せることですね。
見上げると幾重にも重なり合う楓の葉が
何色ものみどりのグラデーションとなって
シャワーのように降り注いでくるようです。
五月っていいな~ ・・・
緑っていいな~ ・・・
生きてるっていいなぁ~ ・・・
庭の竹林をよぎる風が
サワサワと枝葉を揺らして心地よいですね。
時が渡っていくのが感じられるようです。
雑踏から離れて
ここは静かに時を過ごしたい人には
とても良いところですね。
祇王寺も
こんな時期なので当分拝観は自粛のようですね。
過去写真からの掲載です。
折角のゴールデンウィークも出かけられませんね。
爽やかな五月の過去写真の中から
好きな何か所かを取りだしてみました。
五月はこんなにも爽やかで力強い!!
まずは瑠璃光院の青もみじです。
例年なら2か月程の拝観期間があるのですが
今年は自粛なのでしょうね。
二度ほど紅葉の時期に訪れて
その美しさに圧倒されましたが
新緑の時期の爽やかさもまた素晴らしいです。
八瀬の叡山鉄道からすぐにあり
人気のスポットですね。