yuzuの記

優しい風に誘われて

ルーツを見つめて

2017-06-13 18:38:41 | つれづれ

 

 

 

6月18日は亡き母の命日。

みんなで休みを調整して 一緒にお墓参りが出来ましたよ。

私はひとり遠く離れてしまったので 今は車で4時間近くかかってしまいます。

妹やこうちゃんたちとは お寺さんへの道中の

20キロほど手前にある 道の駅で待ち合わせることに・・・

7時前に出たら、予定通り10時半には着きました。

今回は父方、母方両方のご先祖さまにも挨拶しようと

備える花を買うと もう両手で抱えるほどいっぱいに (笑)

ほどなく無事合流して まずは命日の母の所へ。

「お母さん来たよ~ 」

妹が話しかけながら墓石を磨いて

こうちゃんが洗い流しています。

ここには父も、母よりも先に逝ってしまった兄も眠っています。

以前の墓所が 土砂崩れや動物被害の危険が増えたので 

母の埋葬を機に お寺さん境内に移しお墓も新しくなりました。

後継ぎが途切れてしまうので、永代供養のお願いも済ませましたよ。

私もこれで役目が果たなあとホッとしています。

すぐ近くに新しい塔婆が立っていて

最近どなたかが亡くなったんだな・・・

お花を立てると あたりがパッと明るくなって

「よかったね~ 賑やかでいいでしょ」

相変わらず妹が話しかけていて

手を合わせていた私に

「なにを長くおがんでいたの??」

「なかなか来られないからまとめて報告よ」

次いで父方のご先祖様様のお墓へ。

ダムの周囲をぐるりと半周したところにそれはあり

山深い里から 街へと移っていった子孫たちが

なかなか帰ってこられない様子がひと目で窺えます。

近くへと街に移されたお墓も少なくないのでしょうね。

「おばちゃん ここは何代前位からなの? 」

「さあ 先祖代々だからねぇ。ほら墓石に家紋が刻んであるでしょ」

「不思議なんだけど〇に十の字は 薩摩の島津家の紋なのよね」

「お父さんの方は源氏の子孫で、お母さんは平家の子孫という

古い家系図や鎧、刀、槍なんかが双方に残されていてね、

島津家の家紋とどうして一緒なのかは不明なのよ」

「ふーん 僕らはおじいちゃんくらいしか遡って知らないもんね」

「良く知っている人で ひいおじいちゃんまでかなぁ」

「戸籍は150年位保管されるそうよ」 と妹。

「どっちにしても おじいちゃんがいて そのまたおじいちゃんがいて

そのまた顔もしらないご先祖がいることで 今の私たちに続くのね」

命の継承ってほんとにすごいことだ・・・

 

 

 

私や妹にとっては

ふるさとは 幼少期や青春時代を過ごした

「赤とんぼ」の小さな城下町だけれど 

父や母にとっては この山深い里がふるさとなんですね。

もうお寺さんくらいしか知る人も 住む人も少なくなったそこは

歴史から置き去りにされる日が近いかもしれない・・・

それはいつでも来られるほど近い方がありがたいけれど

 

でも私たちのルーツがそこである限り

お墓参りには出来るだけ来なくちゃと 思うことでしたよ。^-^

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
皆さんがお墓に集う☆ (pikao)
2017-06-20 22:31:14
こんばんは^^
お母さんの御命日にお墓参り 
それぞれ丁寧にお参りできて良かったですね☆☆☆
ルーツ 
pikaoも調べた時期がありました
ご先祖様があってpikaoがいま生きている
pikaoももっとお参りしなくちゃ・・・と思いました
ご苦労様でした☆
返信する
おはようございます~ ♪ (yuzu)
2017-06-21 07:03:48
pikaoさん おはようございます ^-^

雨の少ない梅雨と言われていましたが
昨夜から こちらも大雨です。
湖ってね 海とは違って波の寄せ返しはないと思っていたら
すごいうねりの音が聞こえるんですよ。
ここは風が強い所だから。

脈々と続いてきた我が家の家系も
とうとう後継ぎが途切れてしまいます。
残念ですがこれも致し方ないですね~ 。
返信する

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