6月18日は亡き母の命日。
みんなで休みを調整して 一緒にお墓参りが出来ましたよ。
私はひとり遠く離れてしまったので 今は車で4時間近くかかってしまいます。
妹やこうちゃんたちとは お寺さんへの道中の
20キロほど手前にある 道の駅で待ち合わせることに・・・
7時前に出たら、予定通り10時半には着きました。
今回は父方、母方両方のご先祖さまにも挨拶しようと
備える花を買うと もう両手で抱えるほどいっぱいに (笑)
ほどなく無事合流して まずは命日の母の所へ。
「お母さん来たよ~ 」
妹が話しかけながら墓石を磨いて
こうちゃんが洗い流しています。
ここには父も、母よりも先に逝ってしまった兄も眠っています。
以前の墓所が 土砂崩れや動物被害の危険が増えたので
母の埋葬を機に お寺さん境内に移しお墓も新しくなりました。
後継ぎが途切れてしまうので、永代供養のお願いも済ませましたよ。
私もこれで役目が果たなあとホッとしています。
すぐ近くに新しい塔婆が立っていて
最近どなたかが亡くなったんだな・・・
お花を立てると あたりがパッと明るくなって
「よかったね~ 賑やかでいいでしょ」
相変わらず妹が話しかけていて
手を合わせていた私に
「なにを長くおがんでいたの??」
「なかなか来られないからまとめて報告よ」
次いで父方のご先祖様様のお墓へ。
ダムの周囲をぐるりと半周したところにそれはあり
山深い里から 街へと移っていった子孫たちが
なかなか帰ってこられない様子がひと目で窺えます。
近くへと街に移されたお墓も少なくないのでしょうね。
「おばちゃん ここは何代前位からなの? 」
「さあ 先祖代々だからねぇ。ほら墓石に家紋が刻んであるでしょ」
「不思議なんだけど〇に十の字は 薩摩の島津家の紋なのよね」
「お父さんの方は源氏の子孫で、お母さんは平家の子孫という
古い家系図や鎧、刀、槍なんかが双方に残されていてね、
島津家の家紋とどうして一緒なのかは不明なのよ」
「ふーん 僕らはおじいちゃんくらいしか遡って知らないもんね」
「良く知っている人で ひいおじいちゃんまでかなぁ」
「戸籍は150年位保管されるそうよ」 と妹。
「どっちにしても おじいちゃんがいて そのまたおじいちゃんがいて
そのまた顔もしらないご先祖がいることで 今の私たちに続くのね」
命の継承ってほんとにすごいことだ・・・
私や妹にとっては
ふるさとは 幼少期や青春時代を過ごした
「赤とんぼ」の小さな城下町だけれど
父や母にとっては この山深い里がふるさとなんですね。
もうお寺さんくらいしか知る人も 住む人も少なくなったそこは
歴史から置き去りにされる日が近いかもしれない・・・
それはいつでも来られるほど近い方がありがたいけれど
でも私たちのルーツがそこである限り
お墓参りには出来るだけ来なくちゃと 思うことでしたよ。^-^
お母さんの御命日にお墓参り
それぞれ丁寧にお参りできて良かったですね☆☆☆
ルーツ
pikaoも調べた時期がありました
ご先祖様があってpikaoがいま生きている
pikaoももっとお参りしなくちゃ・・・と思いました
ご苦労様でした☆
雨の少ない梅雨と言われていましたが
昨夜から こちらも大雨です。
湖ってね 海とは違って波の寄せ返しはないと思っていたら
すごいうねりの音が聞こえるんですよ。
ここは風が強い所だから。
脈々と続いてきた我が家の家系も
とうとう後継ぎが途切れてしまいます。
残念ですがこれも致し方ないですね~ 。