yuzuの記

優しい風に誘われて

幸せのパンケーキ 淡路島

2024-11-21 07:36:10 | つれづれ

 

 

4月に長年お世話していたお姑さんが亡くなり

 

妹は介護生活を終えました。

 

92歳という高齢だったので大往生でもあったのでしょう。

 

介護は実際にやってる人でないと実感は分からないと言います。

 

母屋と離れを毎日行き来し、食事も届けてお世話をしていましたが

 

私も母の介護があった最後の頃はそれは疲れ切っていたので

 

妹の大変さはよく分かりました。

 

電話の最中に妹を呼ぶ「 ピンポ~ ン 」がしょっちゅう聞こえたものです。

 

「 もう今戻った所なのにぃ この頃は20回くらい呼ぶのよ 」 と

 

たまには愚痴も出たものです。

 

毎日の事なのでそれも無理のない事だと分かります。

 

「 自分の母親と思って優しくしてあげなさいよ、今はあなたが頼りなんだから 」

 

「 うん、わかってる 」

 

そんなやりとりを何回したでしょうね。

 

無事看取りが終わり、脱力感に見舞われた妹に夫が

 

「 ご苦労さん、お姉さんと温泉でも行ってゆっくりしておいで 」 と

 

送り出してくれたのは、いろんなことが落ち着いて11月に入ったころでした。

 

妹の慰労会のようなものです。

 

遠くへは行けないので、淡路島の温泉につかり美味しい魚を食べることにしました。

 

 

わたしには妹を連れて行きたい所があって

 

スィーツが好きな妹を「 幸せのパンケーキ 」に案内しました。

 

 

最近、西海岸沿いに増え始めたお洒落なエリアなのですが

 

どこか南国リゾートのような趣で

 

写真スポットも各所に設けて一躍人気のところですね。

 

 

朝、10.30の開店に間に合ったので

 

好きな場所に座れます。

 

 

広い店内はもちろん、海に面したテラス席も多くて

 

 

空と海が開放的な景色をより広げてくれるようですね。

 

 

南国リゾートのような背景が、非日常感を演出してくれるので

 

若い女子達に人気なのがよく分かります。

 

 

「 ここ数年、気持ちが安らぐことは無かったけどお義母さんがいなくなってから

 

もうお世話できないんだと思うと後悔ばかりがわいてきてね 」

 

「 介護ってこれでいいということは きっとないのよ 」

 

「 無事看取ることが出来て 大役が果たせてよかったじゃない 」

 

「 夜中にピンポーンが鳴るような気がしてたけどこの頃やっと寝られるようになったよ 」

 

話しながら安堵の表情を浮かべる妹が

 

うん、でかした、でかした です。^-^

 

 

ふたりで食べたパンケーキは

 

もちろんおいしかったけれど、これ3枚分もあってうっぷ・・(笑)

 

「 しあわせのパンケーキ 」というネーミングも

 

どこかほっこりしていいね~ 。

 

何年かぶりの姉妹旅、ゆったりと長閑な時間でした。

 

 


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