ファンファーレが鳴るように
いっせいに咲き誇った桜が暖かな春を告げてから
いろんな花々が次々と時を彩って
やがて6月になると紫陽花が見事な季節になりますね。
春も急ぎ足で駆け抜けていくようです。
今は藤の花があちこちで優雅な見ごろを迎えています。
先日、草津の三大神社に行ったとき、
満開までは少しあるようでしたが
藤棚の周りには多くの人と、蜜を求める虫たちでいっぱいでした。
と、なにやら垂れ下がった藤の花に黒いものが・・・
よく見ると蝶ですね~ ^-^
この蝶の名前ははっきりとは分かりませんが
黒揚羽蝶の一種でしょうか 右の羽を損傷しているようですね。
藤に蝶???
私にはあまり出会ったことのない光景のように思えて
ここで何枚も追っかけてしまいましたね。^-^
知らないだけでよくある事なのかも知れないけど
藤そっちのけで楽しんだ事でした~ 。
追記
ちなみに藤の花言葉は
優しさ、決して離れない、歓迎、佳客・・・など
日本では古くから藤から着物姿の女性をイメージしたようです。
家の前に藤の花が垂れて咲く様は
まるでお客様を歓迎しているように見えることから
佳客= 良いお客様の花言葉にもなったのでしょうか。
古来より藤は女性、松は男性とみなされ
対で植えることで男女の愛を詠った
「色あひふかく花房長く藤の花松にかかりたる」
これは清少納言の枕草子中の歌ですね。
柔らかな情緒たっぷりの歌に思えます。