高島市の大溝祭本祭もいよいよクライマックスです。
若者たちが日吉神社の石段を駆け上り
本殿の前での神事を終えてから
紋付袴に先導されて神輿を担ぎ降りてきます。
この日は琵琶湖テレビのクルーもやってきていて
なるほどな・・・と思う位置取りで撮影していました。
いつも思うけれどテレビのクルーって
ちょっとぽっちゃりさんが多いようですね(笑)
結構な石段を下りて来るので
担ぎ手も大変そうです。
見ているこちらまで思わず力が入ってしまいます。
いったん鳥居の前までおろされた神輿は
神事が続けられ立ち会う男衆のたたづまいが
ああ昔の日本の男はこうだったんだ・・・
素敵です。☆☆☆
神輿の上に御霊が取り付けられて
神輿は渡御への万全のスタンバイに入ります。
なんという精悍さでしょうか。
ふたりの氏子に守られるように
神輿は町内巡行へと出発する渡御の時を迎えます。
渡御のはじめは「渡番町」から選任された神輿総宰領指揮による
勇壮な「馬場三回返し」の神輿振りからはじまります。
荒々しく力強い神輿の舞に
砂埃が舞い上がりテンションはMAXに !!
御神輿が町内巡行に出立ちすると、役員関と花山による紅白の餅まきが行われます。
袋や帽子など町民は少しでも多く拾おうと騒然として
この祭りで最も盛り上がった瞬間ですね。^-^
その後、曳山は賑やかに囃子立てて馬場を下って町内を巡行します。
ふるさとにこんな祭があるって幸いな事ですね。
子供のころから親しむのも恵まれているし
その時は興味がなくても
年とともに染み入るように我がふるさとの祭が
誇りに思える時がやってくるのでは・・・と
私は高島市民ではないけれど
400年も受け継がれてきたこの行事が
どうか若者たちの手で継承されますようにと願うことですね。