滋賀県米原市の醒ヶ井にある地蔵川は
居醒の湧き出る清流によってできた川です。
中山道の宿場町のひとつである醒ヶ井で
今も住む人たちの生活を支える澄んだ川ですね。
地蔵川は年間を通じて14゜Cと安定しており
大変珍しい水中花、梅花藻が咲くことでも知られています。
梅花藻は清流でしか育たないキンポウゲ科の水生多年草で
梅に似た花をつけることから「 梅花藻 」 と名付けられたのですね。
行ったこの日は前日に強い雨が降ったこともあり
地蔵川の水量が増えており流れも速くて
上の写真のように花が水面から顔を出せず
水中で激しく揺れているような様でしたね。
この日は前日とうって変わって暑い日でした。
首にタオルをかけてないと汗がダラダラと流れます。
地蔵川に沿って歩いて行くと
湧水の根源である日陰に着いて ホッ ^-^
何というのでしょうね~
ここは 「 涼 」 と言う字が最も似合うようでした。
こんな暑い日にはこの涼感は得難いです。
地蔵川はホタルで有名な 「 天の川 」 と合流して
最終的には琵琶湖に流れ込んでいます。
水面に顔を出す梅花藻は見られませんでしたが
たまたまあるお店の生け簀のような所に
こんな梅花藻に出会えましたよ~ ^-^
清流に水中花・・・夏の清しさですね。
梅花藻はまだまだ8月下旬頃まで見られます。