夢と憧れの話。

突然ですが、

皆さんは何かに憧れたことって、ありますか？

僕はあります。

初めてのあこがれは、

初代プリキュアでした。

可愛くってかっこよくって、

みんなを守る！

悪いやつはやっつける！

そんな優しくて強くて、とにかく可愛くて。

でも僕は1発のパンチで自分の何倍もの大きさの敵を倒したりできません。

でも、周りの人から

「あなたの笑顔はつられて笑顔になっちゃう」

そんな言葉を言われて、ひとつの夢が出来ました。

僕はプリキュアみたいに強くはないけど、みんなを笑顔にできるような、そんなお姉さんになろう。

自分の性別が女の子であることに違和感を抱いて、男の子だ、と認識してからも変わりません。

どうしたらみんなが笑顔になるのか、

みんなを笑顔にするためにはどうすればいいかずっと考えて、

まず、お客さんを笑顔にできる接客業のアルバイトを始めました。

慣れないし、要領も悪いけど、

覚えたら仕事はとっても楽しくて。

お客さんからありがとうって、笑顔を貰った時はすごくすごく嬉しくて、

もっと頑張ろうと思えたんです。

次はこれを趣味に活かしてみよう、と思ってコスプレを始めました。

コスプレは以外にも奥が深くて。

ウィッグ被って衣装着てメイクしてはい終わり！ではなくて、

ウィッグのセットも、

どうしたらキャラに似せられるかな？

衣装だって、

どうしたらヒラヒラを可愛く見せられるかな？

メイクだって、

カメラに映すと思ったよりメイクは映らないのか、

どうしたらそのキャラをイメージさせられるような顔立ちになるかな？

それだけじゃない、

写真を取られる時のポーズだって、

そのキャラっぽいうごき、たち方。

そのキャラのことを大好きだから、

知り尽くしているこそできる愛の塊なんだな、って思いました。

だからこそそのキャラや作品のことを好きな人を、笑顔にできる。

ある人に言われました。

「柚葉のこのキャラのコスプレが好きなんだ」

すごく嬉しかったです。

そのキャラが大好きだから、

その大好きって言う気持ちを自分の体全体に詰め込んで、いっぱいにして、

心までそのキャラになって、

そのためにしてきた頑張りや、僕の好きって気持ちが他の人に伝わった瞬間でした。

それが何よりも嬉しかったです。

コスプレは趣味です。

クオリティは正直関係ないです。

僕のコスプレへのこだわりは、

自分自身にそのキャラの愛をいっぱい詰め込んでそれを見せる努力。

憧れのキャラになりたい、そのキャラが好きなんだ、そういう気持ち

それが何より大事なことです。

コスプレや、オタクは未だに冷たい目で見られることもあります。

他の方に迷惑かけることを肯定するわけじゃありません。

どうか、1部の迷惑行為だけで決めつけて欲しくないです。

みんなを笑顔にしたい！

好きって気持ちをみんなに発信したい！

そんな気持ちでコスプレイヤーは大好きな気持ちが沢山詰まった衣装とウィッグとメイクで活動しています。

皆さんが少しでもコスプレや、オタクについて興味を持ってくださったら嬉しいです。

少しでも僕のコスプレで笑顔になってくれたらと思います。

ご覧いただきありがとうございます！

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