家を例えば、プラモデルとして見立てると。
構造のパーツ、設備のパーツなど
それぞれのパーツは大量生産することで安く提供できます。
サッシ、システムキッチン、照明、エアコン、便器、浴槽、システムバス
、家具、外壁サイディング、クロスなど
すべてが製品化されています。
そのため、今の家はパーツの規格化のため
それに合わせて作っている。
そのため、規格に合わないものを作ろうとするとパーツの価格は高くなってしまいます。
ハウスメーカーはその規格品を自社開発したり、無駄を省いて利益をだすために
より良いパーツの組合せで作っています。
そのため、ハウスメーカーは自由に設計したり思い切った設計というのは得意ではありません。
パーツをその規格から外れたものを多数使うと価格が高くなってしまいます。
私の設計事務所はその塩梅を見て、うまく規格品を使い、自由に設計したいポイントでは工夫して独自の技術で施工可能にしています。
その①
建具。
今は、アルミサッシが主流ですが、その大きさには規格があり規格外となると価格が高くなります。
木製建具で一から設計して作ることで、どんな大きさの建具も自由に設計できます。アルミサッシと木製建具をバラス良く使い、建物の一番のポイントに木製建具を使います。
その②
浴室
今は、ユニットバスが主流ですが、ユニットバスの素材は、簡単に言うと全体がプラスチックのような素材感となります。壁、床、天井に檜の壁板やタイルなどの素材を使いたいときは、一から作ります。浴槽には既製品を使い、良い塩梅を見て空間を作っていきます。
その③
キッチン
今はシステムキッチンが主流ですが、その大きさには規格があり規格外となると価格が高くなります。もっと大きなカウンターや自由に選んだコンロなど使いたいときは、一から作ります。キッチンは料理する時の作業スペースです。ここが気持ちの良い空間であれば、料理するのが楽しくなりますね。
その④
照明、手洗い鉢など
好みの規格品がないときは、これも一から作ります。
陶器でその空間に合うものを作製します。
座楽工房一級建築士事務所
静岡県袋井市諸井322
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