イタリアなどヨーロッパに行くと街の灯り、ホテルの灯りは赤みのある灯りで灯されていることに驚く。
ちょっと薄暗いんですね。
でもその方が落ち着いたゆったりとした気持ちになる。
戦後日本の豊かさの象徴として蛍光灯の青白い光で隅々照らすという文化が根付いてきた近代。
自分もそういった環境で育ったんで、疑問に思わなかったんですが。
文字をよく見たりするには青白い光はいいんですが。
疲れちゃうんですね。
夜は昼とは違った楽しみ方があるのではないか。
そんな気持ちで照明計画しています。
座楽工房一級建築士事務所