これから

東日本の大震災から今日で1年です。
1年前の今頃、会社内で仕事中に地震は起こりました。
社内の人間全員が外に避難し、これはえらいことになったと思ったのですが、実際は想像をはるかに越えた災害でした。

1年たった今でも、震災の影響で苦しい思いをしている人たちはまだまだたくさんいます。
福島の原発で命をかけてこの国の人たちのために壊れた原発と闘っている人たちもいます。

原発事故に関してはいろいろ思うことがありますが、今最も重要なことはこの先、未来を生きていく子供たちを大人のみんなが守っていくことではないでしょうか。
それが私たち大人の責任でもあると思います。

報道や日々の生活の中で感じることは、みんなうわべの情報に影響されすぎている気がします。
原発事故が起こってしまった今、正しい情報を手に入れる努力を一人一人がしていかなければなりません。

テレビが必ずしも正しい情報を流すとは限りません。
むしろ今のテレビは、非常に偏っている気がします。
新聞や本なども然り。
正しい正しくないは個人個人が自分で判断するしかありません。
インターネットにも情報は溢れています。
それらのむちゃくちゃな情報ジャングルの中から、生きていくのに必要な情報を一つ一つ正確に拾っていかねばなりません。

放射線の影響を強く受けるのは幼い子供たちです。
大人たちは正しい知識を学んで、子供たちを安全な道に誘導していく義務があります。

まだまだ終わりではありません、始まったばかりです。
そしてこれからとてもとても長い時間がかかると思います。

私自身もわからないことだらけですが、現在感じていることを素直に書いてみました。
今生きている大人たちの手で、希望のある未来を残していきましょう。

監督 高氏 源治