たくさん同期はいるがいくつかの集団に分けられる
私がいたところは1番大きく、150人弱いた
その中で私の職種は1人しかいけない
1/150を当てたのだ
私は元々の希望職種にいけないと知ってから、その職種を希望した
第1希望だった
人手不足で悲鳴をあげるこの組織は、希望外の職種になることはザラだ
だが、私は第1希望が通った
任地も第1希望だ
こちらも滅多に希望通りにならない
両方第1希望で通ったのは、ここでの努力が決して無駄ではなかったのだと思ってる
人事の腹のうちは不明だが
そんなこんなでギリギリだったが、ついに卒業を迎えることができた
私は資格を取れなかったとはいえ、大学である専門技能を専攻していた
この組織に資格は必要ない
組織独自の資格があるからだ
民間ではその職種に就けないがここなら･･･
ここなら･･･自分も輝ける
今度こそ･･･夢を叶える
そんな、荒唐無稽な願望を抱えていたのだが･･･
結果は違う種類の整備にまわされた
種類、なんて言ったが、ここは想像にお任せしよう
違うといっても整備は整備。工具を使う
自分の知識が多少は使えるはずだ
教官に言われたのは、自分は基幹職種には就けない
その適性が無いという
なぜか
教官は答えてくれなかった
教官は、“申し訳ないが私もわからない”と
人事の考えることはわからん
それがこの組織の共通認識だった
後になって判明したことだが、純血でないと基幹職種にはいけないらしい
そう、私はハーフだ
かといって怪しい国のハーフではない
よくある東南アジアのハーフだ
･･･私はかつて広報の方にこう尋ねた
自分はハーフですが何か支障はありますか？と
そうしたら“あるかもしれない。でも確証はない”と
それをその時やっと思いだした
･･･こんなことなら民間の大企業に行けば良かった
せっかくのチャンスを私は無駄にした
親と喧嘩までしたのに
やはり私は選択ができない
周りの、親言うことをきいておけば良かった
だが･･･ここで止まる訳にはいかない
いかないのだよこんな所で！
誰しもヒーローに憧れたことはあるだろう
私もその1人だ
だが、所詮そんなものは幻想だ
なぁ、私はどうすれば良かった
いつも笑って周囲と軋轢を生まないようにしてきた
単にヘラヘラしてわけじゃない
上司お墨付きの元気の良さだ
なぜだ
何故だ
なぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだなぜだ
何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故
私は学生時代、朝起きたら酷い胸痛に襲われて１日休んだことがあった
午後になんとかタクシーで病院に行ったが原因はわからず
ネットの病気診断では速やかに通院しろとあったが、この結果じゃあ意味がない
今も病名は明らかではないが、後にそれらしい原因はわかった
3月目ですよ
教育も厳しくなってきてみんな追い詰められてますよ
そのせいかみんなカリカリしてます
どんどん険悪な雰囲気に
他の班も同じ状況です
人は追い詰められた時本性が出る
しかし私はいつも通りだ
乱れることなくいつも通りに
いつまで笑ってられるだろうか
そういえば初期に年下の同期を叱ったことがあったが、もう２度とやらない
自分にそんな資格はない