それで気づいたら中学3年生
受験生です
学校ではそこそこ成績が良かった私ですが、模試はボロボロでしたよ
塾に通ったけど集中できなくて
相変わらず1人で帰ることが多い私ですが、のんびり生きてます
ゲーム三昧で模試の成績は上がらなかったな〜
親との会話もすこぶる減りました
両親はほぼ毎日喧嘩してます
なんでそんなお互いのことが気に食わないのかな〜
なんで結婚したのかな〜
なんで私を産んだかな〜
なんで家族やってるのかな〜
そんな事を考えるようになりました
先生って凄いよね
朝早くて夜遅い
でもいつも笑顔で生徒のために奔走する
小学校の頃の校長先生は名物校長先生でさ
廊下で生徒が走るのを防止するために、“ちょっとまてぞう”なんて活動をやってたね
休み時間とか“ちょっとまてぞう”のプラカードをさげてさ、廊下を歩き回ってたのよ
私ら子供にも大人気でさ〜
定年退職するって時、悲しんだ記憶があるな〜
後任の校長先生は結構厳しそうだったけど、そんなことなかったよ
修学旅行の時、誰よりも遅くまで見回りやってて睡眠時間は2時間くらいだったらしい
それ聞いた時耳を疑ったね
堅物だけど生徒思いの良い先生だったよ
ちなみに私がいた中学は何かのランキングで下から数えられるところにいるくらい、評判が悪かったらしい
それを当時私たちを担当してくれた先生方が真ん中まで押し上げてくれたんだって
納得したよ、だってあの先生方だもん
ここで衝撃の事実が発覚！
担任の先生が、自分含めた問題児リストを地域の校区で共有してるとのこと･･･
申し訳ない！
と思っていたら、“問題児かと思ったら意外といい子だ！”と言ってくれた
心の中で号泣したな
こんな･･･とんでもないクソガキでもさ、先生は良い子だって
なんかやらかしたらとても怒られたけど、逆に自分に何かあったら全力で守ってくれた
中1の頃、ちょっと暴力を受けたが、それを聞いた先生たちが大激怒。そいつを生徒指導室に呼んで、けっこう説教をしたらしい
後で自分も呼ばれて、謝ってもらったよ
ここまでするか･･･！先生･･･！
と思ったね。何があっても生徒の味方である先生は、今でも尊敬してます
中2になってしまったよ
部活でお世話になった先輩がみんな卒業してしまったよ
はぁ･･･一気に学校がつまらなくなった、部活も
クラスメイトとの関係はマシにはなったけど、それでも相変わらず私は自ばく街道を爆走してたね
それでも、私は少しずつ落ち着いていったのさ
周囲との軋轢、親との軋轢、それらの経験から、自分の主張を抑えることを覚えていったのさ
あぁ、仮面を被ることさ
そんなスリリングな中1生活でも、唯一癒しがあったのさ
それは部活だよ
今までの自分とは無縁な部活だったけど、先輩のおかげで楽しかったな
先輩には沢山お世話になったよ
もう･･･ほんと･･･今でも会いたいなと思う