東京絵の具

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映画 眉山-びざん-

2011年03月27日 | 県外徳島
映画「眉山-びざん-」が2007年5月12日に封切された。徳島生まれ徳島育ちなので、
郷土の映画が全国放映されるのはすごく嬉しいことで、初日に行って来ました!

東京都内だけでも30箇所で上映されており、京王府中駅前にある
くるるTOHO シネマズで見ました。全国291館で上映していました。

余談ですが、県庁所在地に常設映画館が無い県は徳島県だけです。
今回は徳島市の多目的ホールの徳島ホールで上映したそうです。

徳島が舞台の映画が上映されるのはバルトの楽園以来ではないかと思うが、
最近の徳島県の頑張りに遠くから嬉しい限りです。エキストラの数も
14,200人と、徳島市の人口の約18分の1が参加している計算になり、
県をあげての映画となっている。また、東京・有楽町の朝日ホールで
9日に開かれた映画の試写会に皇后陛下が出席しているのも驚きだ。

[監督]犬童一心
[原作]さだまさし
[脚本]山室有紀子
[音楽]大島ミチル
[主題歌]レミオロメン
[出演]松嶋菜々子・大沢たかお・宮本信子・円城寺あや
山田辰夫・黒瀬真奈美・永島敏行・金子賢・夏八木勲

「母だから言えないことがある。娘だから聞けないことがある。」

東京で働く咲子は母の入院の知らせを受け、久しぶりに徳島に帰郷する。母子家庭で
育った咲子は、気が強く何でも一人で決めてしまう母に寂しさを感じていた。入院した
母を看病する中、医師・寺澤と出会い、自然と惹かれていく咲子。そんなある日、
咲子は母の友人から箱を手渡される。中には、死んだと聞かされていた父から毎年
届いていた手紙の束が入っていた。隠された母の心を知った咲子は東京に戻り、
両親の思い出の場所を訪ね歩く…。

原作は見ていないので映画が初になりましたが、5段階評価で3でした。
結局何を一番伝えたいのか伝わらなかった。感情移入もできなかった。
松嶋菜々子は相変わらず綺麗だ。宮本信子もいい味を出していたが、
母親の設定が庶民っぽくなくて取っ付き難かったので残念である。
あくまで私の主観なので参考になりませんのであしからず。。

また、徳島県の象徴である阿波踊りの大迫力を映画に取り入れた功績は
大きいと思う。眉山をはじめ、阿波人形浄瑠璃や徳島の街並みや方言が、
巧みに映画に使われているので、徳島のことを知れる映画だと思った。

この映画の影響で、阿波踊りに訪れる人が増えることを願ってます。
来たからには、同じ阿呆なら踊らにゃ損損です。連によっては、所属して
いなかっても飛び入りで参加できるので、これも阿波踊りのいいところ。

2007年05月12日記事

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