
吉野川市美郷のホタルは、1970年に「ホタルおよびその発生地」として
国の天然記念物に指定されました。美郷地区全体が指定されている
珍しい地域で、ホタルが飛ぶ流域面積や数、期間は全国でも有数です。
ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、オバボタル、オオマドボタルの
5種類のホタルが生息しており、毎年5月下旬から6月中旬にかけて川田川の
下側から青緑色の蛍光を発して飛び交います。ホタルの乱舞を見ることができるほか、
清流には幼虫の餌となるカワニナなども豊富に生息しています。
美郷のホタルの生態や周辺環境を学ぶことができる施設として、
美郷ほたる館もあります。館内ではホタルに関する資料の展示や研究、
飼育が行われており、地下1階にはホタル研究室、屋外には37mの
人工河川やホタル・水性動植物の観察エリアも備わっています。
20時から21時頃が見頃で、令和6年は、5月25日から6月9日が開催時期となっていた。
土日など、混雑する時は警備員が配置され、臨時駐車場に停める。露店などもでている。
一般的に見学できるところは、橋の上からとなり、車が通行するので、
ヘッドライトが時折、ホタルの鑑賞を邪魔をする。いくつかポイントがあるので、
静かに見れる川田川沿いを探すのが良いだろう。
スマホのカメラでは当然ながら大してきれいにとれない。
しかし、リアルで見る多くのホタルはすごい感動を与えてくれた。
ひとかたまりのグループは同じタイミングで光ることや、
思っていた以上にホタルは高く飛ぶことが分かった。