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東山ひがし 茶屋「志摩」・金の蔵

2014年02月17日 | 中部
所在地:石川県金沢市東山1丁目

東山ひがしは、ひがし茶屋街の名称で知られる重要伝統的建造物群保存地区である。
茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残る。





茶屋「志摩」は、歴史的価値が高いことから2003年12月25日に国の重要文化財に指定され、
一般公開されている。2階を客間とし、遊興を主体とした造りとなっている。


お客が床の間を背にして座ると、その正面が必ずひかえの間となる。襖がひらくと同時に、
あでやかな舞や遊芸が披露された場所。琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から、和歌、俳諧など、
巾広く高い技能と教養が要求され「芸どころ金沢」の礎となった。


箔座ひかり蔵。日本の金箔生産では、石川県金沢市が総生産量のうち99%を占める独占的な産地である。
思い返してみれば、加賀一向一揆で知られる浄土系は、現在でも金箔を大量に消費している。


世界で初めての「純金プラチナ箔」を使用して造られている。


金沢市には、主計町(かずえまち)も茶屋町で重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

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