所在地:鳴門市里浦町里浦字坂田127
境内には約150種・450株の牡丹が植えられており、ボタン寺としても知られる。
牡丹まつりを毎年4月に開催。平年の花の見頃は、前庭の古木が4月10日~4月15日頃で、
裏庭の日本庭園の花は4月17日~4月22日頃。
一日の花の美しい時間は、朝10時頃迄と、夕方5時~6時頃迄です。
涅槃浄土の庭園。涅槃仏、地蔵菩薩、閻魔大王が並ぶ。
清少納言の祈願寺としても知られる。清少納言の父 清原元輔が里浦の
領主をしていた時代があります。清少納言は正暦4年(993)28歳のとき、
一条天皇の中宮定子(当時17歳)に仕えました。長保2年(1,000)、
清少納言35歳の時に皇后定子(当時24歳)が死亡。定子の死後、
流浪の旅に出た清少納言が里浦に流れ着いたという伝承があります。
※現在、大河ドラマ「光る君へ」で、ファーストサマーウイカさんが清少納言を演じています。
■清少庵
観音寺から北へ約750mのところに『清少庵』があります。
清少納言の墓碑がある『天塚堂』
天塚の「のぼり藤」もちょうど開花の時期できれいでした。
毎年4月下旬に、甘い芳香をただよわせ美しく咲きます。
鳴門市で清少納言といえば、清少納言墓所があり、
こちらの言い伝えでは、悲惨な最後を送っています。