吉野川市美郷地区の高開(たかがい)は、日本の山村を代表する
文化的・歴史的風景がある地域で、「にほんの里100選」に選ばれ、
文化庁の重要文化的景観指定を受けています。
高開は、急峻な土地に農地を開き家を構えるために発展した
石積み技術が特徴で、地域の生活、文化、歴史の象徴とされています。
高開地区は通称「ソラ」と呼ばれ、標高約360メートルの高台に位置しています。
この地域では、急斜面の段々畑や民家を支えるために約300年前から石積みが築かれ、
現在でも高さ約150メートル、幅約500メートルに渡る石積みが残っています。
この石積みは、城砦のような風景を作り出しており、観光客にも人気があります。
シバザクラは地元の故 高開文雄さんが25年以上前から、
石積みの風化や表土の流出を防ぐために育て始めました。
上の方から来ると、勝手に民家に入っていいのかと躊躇したが、
ボランティアの方がみかんなどを置いてもてなしてくれていた。
また、高開さんの離れの部屋まで休憩に使わせてくれる。
鹿よけの網を開けて入れば、きれいに管理された芝桜を見ることができました。
石畳まであり、歩くところまで石造り。
すごいところに家があると感じる。
白とピンクや紫がきれいに映えていました。