東京絵の具

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大沢の里水車経営農家・新車

2012年10月01日 | 東京多摩
所在地:東京都三鷹市大沢6-10-15
営業時間:午前10時から午後4時 水曜日定休

大沢の里水車経営農家には、文化5(1808)年頃創設された武蔵野地域を代表する
営業用水車・新車(しんぐるま)と呼ばれる水車があります。

敷地を含む全体が東京都指定有形民俗文化財となっており、水車機構は、
社団法人日本機械学会によって機械遺産に認定されています。

見学料は100円(中学生以下は無料)で、公開時はボランティアガイドによる
解説が行われています。

昔は、ほとんどの水車は水輪が水車場の中央にあって、回っている姿は外から
見られなかったという。更に水車場の中央にあっても、水飛びを防ぐために
トタンが張られていたので、水車を見れなかったようだ。


水輪の片側に搗臼(つきうす)があって玄米や大麦を精白し、その反対側に
挽臼(ひきうす)があって小麦を粉にした。新車には、古いタイプの搗臼や
挽臼など、新しいタイプの精麦機、押麦機、製粉機などの両方があり、
最初は水車、後に電気で動かした。


2012年10月26日~10月28日の期間限定で、歯車を噛み合わせて杵や臼などの
水車機構を稼働する予定とのことです。個人的には水車で脱穀した白米を
食べてみたい。噂によれば、現在の自動精米機みたいに熱をもたいないので、
本来のおいしさを味わえるらしい。

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