所在地:山梨県甲府市丸の内1-5-4
備考:山梨県史跡、日本100名城
甲府城(こうふじょう)は、武田氏滅亡後、豊臣政権の重臣・朝野長政らによって
武田氏館に代る城として築城された。関ヶ原の戦い後は、甲府城は徳川一門に
よって支配された。徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が徳川一門以外では初の城主と
なって入城した際に、城の拡張と修築が行われ、城下も整備された。吉保の子
吉里が大和郡山に転封した後は、幕府の直轄地となった。城は独立丘陵上に
曲輪群が形成され、野面積石垣や堀で囲まれている。天守台の野面積石垣は
当時の高い石垣築造技術を現在に伝えている。
再建された稲荷櫓
山手御門