道人山 三心院 妙善寺

所在地：埼玉県川越市菅原町9-6 天台宗
・小江戸川越七福神 第一番 毘沙門天

妙善寺は、天台宗に属する元中院の末寺で道人山三心院と呼ばれ、
開山の仙波中院28世尊能法印が寛永元年に父母の追福の為妙善寺を建立。

妙善寺の堂宇は天明8年の火災によって焼失し以後仮堂でしたが、昭和53年
壇信徒の総力によって念願の再建が叶ったものです。妙善寺の境内には
室町時代嘉吉元年（1441年）契薫大姉逆修の年号を有する板碑供養塔、
石造りの地蔵尊（元禄6年）、さつまいも地蔵尊等があります。

江戸時代の川越は、「栗（九里）より（四里）うまい十三里（十三里半とも）」と
謳われた程のサツマイモの名産地であった。毎年十月十三日には、
川越さつまいも地蔵尊のもと「いも供養」がおこなわれている。



川越と言えば、サツマイモと言われるほどイモの町として有名です。
その歴史は約250年以上もあります。寛政の頃(1789-1801)江戸の町に
焼き芋屋が現れ、その焼き芋用の芋として「川越いも」は発展しました。

川越の街を歩けば、「いも餃子」「いもきしめん」「いもうどん」
「いもジュース」「いもアイス」等々のサツマイモ商品があります。