東京絵の具

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自転車北海道一周 27日目 佐呂間町~網走市

2011年08月05日 | 北海道
曇りで朝日は見れなかったが9時に出発。最近は朝ゆっくりしています。

常呂町から網走市までは、廃止された国鉄の路線跡を利用して自転車歩行者専用道路がある。
オホーツク自転車道と呼ばれており、自転車旅行をしていて良かったと思える瞬間でした。


広大な農地も広がっていて開放的な気分だ。


網走市に着き、まずは有名な「網走刑務所」を見に行きました。国内最北端の刑務所です。
設立当初は刑務所というより凶悪犯と政治犯が同居する強制収容所で、強制労働を強いら
れていたという。現在は、再犯者の短期処遇を目的とする役割を成す刑務所になっている。


網走刑務所を見た後は、「博物館網走監獄」を見に行きました。こちらは、明治時代から
網走刑務所で実際に使用されていた建物を天都山に移築・修復して保存公開している
野外博物館です。


五翼放射状平屋舎房 [国指定登録有形文化財]。
中央見張所から45度毎に切妻造平屋建の房舎5棟を接続する。






Google Earthから見た博物館網走監獄。


二見ヶ岡農場建築物群 [国指定登録有形文化財]


教誨堂 [国指定登録有形文化財]


休泊所。吐く息が凍り痛いとか、布団から顔を出して寝れないとか、かなり悲惨だった。


煉瓦造り独居房


監獄食を食べた。現在の網走監獄所で出されているメニューで、税金使ってこんな
バランスのいい食事とかいい時代になったもんだと感じた。


博物館では約3時間ほど見て周り、天都山の展望台に行った。


網走市の眺望


ニポポ。サハリン(樺太)アイヌの言葉で「小さな木の子供」を表します。
木の枝や幹を細工して人形を作り、お守りとして大切にしていました。


網走駅。駅前には、アイヌとは別のオホーツク文化を築いた「モヨロ人」の像が立つ。


永専寺山門(旧網走監獄正門)


網走市街にある「ときわ湯」に行き、コインランドリーで洗濯をした。北海道旅行に
なくてはならない存在の「ツーリングマップル」は、銭湯とかコインランドリーの情報に
疎いので、携帯電話で検索することが多い。この情報は強化してもらいたい部分だ。


網走では郷土料理のモヨロ鍋を食べたかったが、夏は食べれないと分かり、居酒屋さわで、
ザンギ丼を食べた。接客対応が凄いよかったのもあり、お酒とかも飲んだりしてゆっくりした。
そういや北海道で居酒屋に来るのははじめてだ。




帰りに流氷飴をもらった。また網走に来たら行きたい店だ。


旅も長く続いてくれば慣れが生じて来るのだろう。今日は街中にある公園でキャンプした。
付近には国道が走り、マンションなんかもあって人通りもあるが、酒の勢いで寝よう。

今日は暑い一日だった。30度を超えていたと思われる。全国では200箇所以上で最高気温を
測定したと聞く。北海道の暑さは、東京の暑さを知っていれば普通に耐えられるレベルだ。

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