東京絵の具

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有馬温泉

2012年10月18日 | 近畿
所在地:兵庫県神戸市北区

有馬温泉(ありまおんせん)は、三古湯、、林羅山の日本三名泉や、
枕草子の三名泉、三大薬泉などにも数えられ、江戸時代の温泉番付では
当時の最高位である西大関に格付けされた。名実ともに日本を代表する
名泉の一つである。大己貴命と少彦名命が赤い湯に浸かって脚の傷を
癒していた三羽の烏をみて有馬温泉を発見したという故事が残る。

金泉源と銀泉源とがあり、泉質は単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、
塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉。金泉源には、塩分と鉄分が多く含まれ、
特に塩分濃度が日本一の温泉として知られる。

豊臣秀吉が有馬を愛し何度も訪れ、更に温泉や周辺の改修を行い、
今でも太閤○○と言う地名が残っている。

土産物として「炭酸せんべい」「有馬サイダー」「有馬籠」「人形筆」などが有名。


仕事を半休で切り上げ、16時台発の「のぞみ」に乗り込む。
車内ではdocomo Wi-Fiが使えて便利だった。


新神戸駅構内の臼臼でぼっかけ丼を食べた。ぼっかけとは牛すじとコンニャクを
甘辛く煮たもので、神戸市長田区が発祥のようだ。腹ごしらえをした後、電車を
乗り継ぎ有馬温泉駅へ。駅を降りて少し歩くと、湯煙をモチーフにした水のオブジェが
ライトアップされていた。そして、急遽予約したホテルに向かった。


ホテルはミントリゾートインアリマに泊まった。有馬温泉は宿が高いですが、
ここはリーズナブルな料金で提供してくれている。かつ、自家泉源から沸く
金泉に入れるのは大きい。因みに私が泊まった部屋は6000円でした。

温泉は、黄褐色の金泉が掛け流しで、湯船の下には固形化や粉化した
鉄分があり、手で掬うことができます。それをかき混ぜ棒でかき混ぜると、
更に温泉の効力が上がるらしい。

ちょいと壁が薄いので、うるさい客が隣に泊まってしまったら面倒そう。


新神戸駅で購入した神戸マロンを食べて寝た。月に10万個売れるらしく、
確かに栗とパイがうまく調和していて美味しかった。また食べたい。


観光案内所が開く9時には活動開始。太閤橋より親水公園を撮影。


豊臣秀吉像


ねね橋でねね像。紅葉の時期は赤い橋と紅葉が映えて綺麗。


紅葉の名所で知られる瑞宝寺公園の山門。山門は、1868年に京都の伏見桃山城から移築。


公園の中央に、紅葉しているもみじが数本だけあった。


奥に進んでいくと大鼓滝があった。


天神泉源


湯本坂の町並み


妬(うわなり)泉源


炭酸泉源。炭酸ガスを含んだ温泉で、昔は砂糖を入れてサイダーとして飲まれていた。
温泉を飲むこともできるが、とても飲めた味ではない。今度砂糖を入れてみたい。


念仏寺。ねねの別邸跡と伝わる。


極楽寺。豊臣秀吉が築造した「湯山御殿」の遺構の一部が残る。


温泉寺。石造五輪塔は、平清盛が有馬温泉に滞在したときに建立したと伝説が残る。


湯泉神社(とうせんじんじゃ)、温泉神社とも表記される。


御所泉源。


太閤泉(飲泉場)


外湯で神戸市営の「金の湯」。濃い金泉で、強塩泉のため鉄分が酸化して
赤茶色に濁っており、タオルをつけると薄い茶色が付着する。姉妹施設に
「銀の湯」があるが、今回は改装中で入れなかった。


六甲有馬ロープウェイ 有馬温泉駅付近にある「鼓ヶ滝」


有馬温泉郷は狭いので、温泉街は数時間で見て回ることができます。
なので、六甲山も観光することにしました。次の記事に続く。

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