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耕三寺

2014年11月07日 | 中国
所在地:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2

耕三寺(こうさんじ)は、広島県尾道市(生口島)に所在する浄土真宗本願寺派の仏教寺院。
1936年(昭和11年)から伽藍の建立が始められた新しい寺院で、日本各地の古建築を模して
建てられた堂塔が建ち並び、「西の日光」とも呼ばれる。このうち、山門・本堂をはじめ
15の建造物が国の登録有形文化財として登録されている。また、仏像、書画、茶道具などの
美術品・文化財を多数所蔵し、寺全体が博物館法による博物館となっている。

耕三寺の開山は、実業家の金本耕三(出生名は金本福松、1891年 - 1970年)である。
1927年(昭和2年)、故郷瀬戸田に住む母のために邸宅「潮聲閣」を建て始めた(耕三寺内に現存)。
母が1934年(昭和9年)に没すると、翌1935年(昭和10年)、金本は母の菩提を弔うため出家して
僧侶となり名を福松から「耕三」に改めた。同年から潮聲閣周辺にて耕三寺の建立を開始した。

室生寺五重塔を模した五重塔


山門。京都御所紫宸殿の門を模したもの。


日光東照宮陽明門を模した孝養門






日野法界寺阿弥陀堂を模した至心殿、日光東照宮陽明門、信楽殿(しんぎょうでん)




石山寺多宝塔を模した多宝塔と、平等院鳳凰堂を模した本堂


潮聲閣は、境金本耕三が母のために建てた旧邸宅。耕三寺の原点。








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