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功山寺

2011年09月18日 | 中国
惣門。扁額は、長門長府藩の初代藩主・毛利秀元が寄進。

所在地:山口県下関市長府川端1丁目2-3

功山寺(こうざんじ)は、嘉暦2年(1327年)に創建された寺院。

山門。安永2年(1773年)建立 [市指定有形文化財]


仏殿 [国宝]
元応2年(1320年)建立。日本最古の禅宗様仏殿で、入母屋造、檜皮葺き。
一重裳階(もこし)付き。方三間の身舎の周囲に裳階をめぐらした形になる。




功山寺には、長府毛利氏歴代墓所があり、初代、5代、9代、10代、11代、
12代、14代、15代、16代藩主、その正室や側室が眠っています。


幕末の長府藩士・三吉慎蔵の墓所。ほかにも、坂本龍馬を支援した長府藩家老の
三吉周亮(みよしかねすけ)、長府藩士の印藤聿(いんどうのぶる)が眠ります。
戦国時代、周防大内氏の最後の当主・大内義長の墓所もあります。


高杉晋作挙兵(回天義挙)像。この功山寺挙兵が無ければ、歴史は大きく
変わっていたと思われるほど大きなターニングポイント。ほかにも、幕末には
長州に下った七卿の内の五卿が功山寺の書院に滞在していました。


下関市立長府博物館(旧長門尊攘堂) [国指定登録有形文化財]

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