東京絵の具

日本国内の旅行地を掲載しています。

旧井口家住宅長屋門・旧篠崎家住宅主屋

2012年04月10日 | 東京23区
所在地:杉並区大宮1-20-8
交通:京王井の頭線「永福町駅」北口より徒歩15分、地下鉄丸ノ内線「方南町駅」より徒歩20分
営業:毎週月曜日・毎月第三木曜日(祝日と重なった場合は開館、翌日休館)、年末年始

杉並区立郷土博物館は、杉並の歴史を学べる施設で、古民家・長屋門が移築復元されています。

旧井口家住宅長屋門は、宮前5丁目の名主・井口家の表門と使われていましたが、
この地に移築復元されました。中央を通路として、入口から見て右手を土間の納屋として、
左手の蔵屋には年貢米を収納していました。建築年代は、江戸時代の文化・文政年間
(1804年~1829年)頃と推定されています。茅葺でしたが、防火対策で銅板で葺かれています。
杉並区の文化財に指定されています。

古民家「旧篠崎家住宅主屋」は、下井草5丁目篠崎義治家の住まいでした。建築年代は
江戸時代の寛政年間(1789~1800)頃と推定されています。杉並区の文化財に指定されています。


雛祭りの時期に訪れたので飾られていた。雛人形や諸道具を飾るようになったのは江戸時代の
元禄頃(1688-1704)と考えられ、ひな壇にも、いわゆる五段飾りや七段飾りの段飾りと、
御殿飾りの二種類の形式があり、段飾りは江戸を中心にした関東に多く見られるようです。

この記事についてブログを書く
« 下高井戸塚山遺跡 | トップ | 有栖川宮記念公園 »