大場家住宅 （世田谷代官屋敷）

所在地：世田谷区世田谷1-29-18
備考：東京都史跡「世田谷代官屋敷」、大場家住宅主屋・表門「国指定重要文化財」

世田谷の地は、江戸時代、多くは彦根藩井伊家の所領であり、1633年（寛永10年）から
1871年（明治4年）まで同家の代官職を継いできた大場家の屋敷が、世田谷代官屋敷
として残っている。同地には、世田谷区立郷土資料館が建てられている。

大場家は、中世は世田谷城主・吉良家の重臣でしたが、豊臣秀吉による小田原城攻めで、
北条方についた吉良家が没落すると、帰農していましたが、徳川家家臣の井伊家が
世田谷領を拝領した際に、代官として起用され、明治まで領内を統治してきました。

大場家住宅は、代官を務めた屋敷だけに、一般の民家とは異なる造りである。




白州通用門


世田谷区立郷土資料館では、古代からの世田谷の歴史を勉強することができます。
また、この地は無形民俗文化財にも指定されているボロ市の行事で知られている。