最近知って動画を拝見していて、
大変面白かったので
書籍も購入してみた。
私はなかなかオカルトホラーが好きで、
ゲームなんかも好きだ。
しかし
自分ではプレイできないので実況動画等で楽しませてもらっている。
雨穴さんの動画は、オリジナルの短編で上手にまとめられていて
見応えがある
むごたらしいストーリーも
残酷な出来事も
悲しみに暮れる展開も
雨穴さんの、女の子のように可愛い声音と何処かとぼけたお面によって
ぼんやりと進んでいく。
雨が好きとのことで雨の穴、とのことだったが
作品を拝見させてもらう度に、
何故か雨が降った時の窓を思い出していた
透明なガラスに
雨粒
歪んでぼやけた向こうの緑
はっきりとは見えず
目を凝らす
雨音が少し溢れて聞こえ
現実なのか夢なのか
正しいのか正しくないのか
そんな真ん中にいるような気になる
書籍になった変な家は、雨穴さんの声とビジュアルがない分少し現実に近づく。
話の展開も、現実に近付いて紙一重になる。
「ないと思うけどあるかもしれない」
この曖昧さがすごく良い。
「あってほしくないけど、
あるかもしれない」
この感覚を上手いこと物語としてまとめて下さっている。
すごい。
ネタバレが嫌なのであんまり書けないなぁ…
さて。
いろんな体験をしてきたけど、
1番怖いのは人間だ。
どんなオカルトも原初は人間の思念、または何かの生命体と思う。
ナマモノ、
人間の業や、欲が1番怖い。
なので、あんぱんたんの
アホのままで生きていたいものである。