イヨボヤ会館

スタッフが日々の展示魚の紹介や鮭の情報、イベント情報などをお届けします🐟

クサガメ 

2024-05-15 10:47:42 | 展示魚紹介

クサガメ  学名:Mauremys reevesii

本州・四国・九州に分布し、池・沼・潟・川にすみます。

主に淡水魚・カエル・昆虫・水草などを食べる雑食性です。

身の危険を感じると肛門付近にある臭腺からくさい臭いを出すことから名づけられました。

長らく日本の在来種と思われてきたクサガメですが、近年の研究では、

日本にすむ個体群は江戸時代後期に大陸から持ち込まれた可能性が高いことが指摘されてます。

駆除対象の外来種ではありませんが、日本固有のイシガメとの交雑には注意が必要です。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO15


トウホクサンショウウオ

2024-05-15 10:32:50 | 展示魚紹介

トウホウサンショウウオ 学名:Hynobius lichenatus

日本固有種のサンショウウオは、東北地方から新潟県・栃木県・群馬県にかけ北部や高地に分布しています。

新潟県内では、山地にすみ良く見かけますが、佐渡ヶ島や粟島にはいないようです。

産卵期は12月中旬から翌年6月下旬にもわたりますが、盛りは3~4月の雪どけの頃になります。

春の産卵シーズンになると、水路や人工池など人里に現れるます。

産卵は流れのゆるい沢や湧き水、ときには小さな池や沼に入り、枯れ枝(スギの場合が多い)や石の下で行います。

 

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO14