カウナスの郊外で広く栽培されている
ブラックカラント (カシス ) ・・・
中世、ヨーロッパの家庭では、
庭先にこのブラックカラントを植えていたそうです。
その実は、熟するにつれ濃い紫色に変わります。
これは、紫外線によるダメージを防ぐため、
ブラックカラント自らがつくり出すアントシアニンの色です。
アントシアニンは抗酸化物質として知られています。
また、
ブラックカラントにはビタミンCも豊富に含まれています。
中世の人は、
健康増進のためブラックカラントを食用していたのです。
そのためブラックカラントは、
King of Berries キングオブベリーズ ・・・
時に Super Fruits スーパーフルーツ ・・・
などと呼ばれています。
現在、ヨーロッパでは、ブラックカラントを原料とした
様々な製品がつくられています。
リキュール ・・・
ワイン ・・・
ジュース ・・・
ジャム ・・・
(このサプリメントはニュージーランド製 )
そして、
種々の健康サプリメントなどです。
ブラックカラント ・・・
私たちには 『カシス 』 という名前で
親しみのある植物ですが、
意外な歴史があったのですね。
JFK-World
楽しませていただきました。
己の世界をさまよう私にとって、大きな窓がひらいたような気がしました。
ありがとうございました。