JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

King of Berries キングオブベリーズ

2016年11月17日 | ヨーロッパ

カウナスの郊外で広く栽培されている
ブラックカラント (カシス ) ・・・



中世、ヨーロッパの家庭では、
庭先にこのブラックカラントを植えていたそうです。



その実は、熟するにつれ濃い紫色に変わります。
これは、紫外線によるダメージを防ぐため、
ブラックカラント自らがつくり出すアントシアニンの色です。



アントシアニンは抗酸化物質として知られています。
また、
ブラックカラントにはビタミンCも豊富に含まれています。
中世の人は、
健康増進のためブラックカラントを食用していたのです。



そのためブラックカラントは、
King of Berries キングオブベリーズ ・・・
時に Super Fruits スーパーフルーツ ・・・
などと呼ばれています。



現在、ヨーロッパでは、ブラックカラントを原料とした
様々な製品がつくられています。



リキュール ・・・



ワイン ・・・



ジュース ・・・



ジャム ・・・


(このサプリメントはニュージーランド製 )
そして、



種々の健康サプリメントなどです。



ブラックカラント ・・・



私たちには 『カシス 』 という名前で
親しみのある植物ですが、
意外な歴史があったのですね。

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1 コメント

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はじめてです。 (のしてんてん)
2016-11-19 09:24:34
世界の視野。

楽しませていただきました。

己の世界をさまよう私にとって、大きな窓がひらいたような気がしました。

ありがとうございました。

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