ごはんが作るボクが作るごはん (つまのフーさんの養生食)

やっとごはんと向き合うようになった人が作るつたない料理の地味〜な記録*一人だと昔に戻ることあり

病院食

2009-08-03 23:00:00 | 1- 料理にも野菜にも背を向けていた頃の食事


この頃、外科的治療でしばらく入院した。

多くの友人達から、病院食はまずい!と、散々脅されていたのだが、
いざ入院して食事が出てきたら、僕は、美味しくてたまらなかった。

朝昼晩、食事が待ちきれず、時間が近づくと用もないのに廊下でウロウロした。
看護師さんに見透かされ、何度かからかわれた覚えがある。

本当に美味しかったのだ。
おかずの種類も豊富だし、手作り感満載で、調理場の活気が目に浮かぶような料理だった。

その病院が特別だったのか、
僕の舌が、人と違ったのか、

いや、
今、思ったのだが、

もしかしたらこの頃、
僕の体は、このような食事に、激しく飢えていたのかも知れない。

(2018/03/21記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする