人類のための文明・思想・哲学・宗教・歴史・憲法

何が起きているのか

どうして起きたのか

それをどのように理解し

どのように対処するべきか

事実=歴史=責任=憲法

2013-04-10 16:14:49 | 日記

原生動物=原虫であるヘリコバクターピロリ菌が人の胃壁に住み着く病 は、1982年にウオーレン

とマーシャルによって正式に発見されました。1906年に最初の報告がありましたが、当時の科学

では証明力が弱く、注目を浴びることはありませんでした。1982年以降は、その事実に基づいて、

胃潰瘍 → 胃がんの治療が行われています  新事実を放置したりはしないこの事例と原理は

同じですが、真実・誠実・率直であれば、言葉は決して、「昔の光」にはならない     

1.上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

2.上記検査で胃収縮(萎縮性胃炎)などの有無

3.血液検査などによりピロリ菌の有無の確認

4.ピロリ菌に感染している場合、一回目の抗生剤投与(7日間)

5.尿素呼気試験などにより、除菌の判定

6.除菌失敗の場合、二次除菌(7日間)

胃がんを胃潰瘍と間違えて診断されて治療を受けたのでは結果は大変に悪いということに至る。

胃は丈夫だが、腰痛がひどくて苦しい人もいるでしょう。腰痛という事実には必ず原因があります。

腰痛の原因菌類は主に結核菌類であり、血流を通してではなく、椅子などに付着し、感染侵入します。

ですから、この結核菌類の人体への侵入を遮断すれば腰痛は完全に治ります。それに、人間が羽根布団

のような柔らかな物の上に初めから寝ていたと考えるのはおかしい。板の上に毛布を敷いて或いは敷布

を敷いて眠るべきです。人間本来の背骨や腰骨の形がすぐに戻って来て、腰痛は完全に消えてしまう。

他には、悪い食べ物が腰痛の原因になります。例えば、養魚場の悪いエサで成魚として出荷された魚等。

或は、悪い食べ物や飲み物が腰痛の原因である脂肪腫(ポリーマ)を増やす可能性を誰も否定できない。

他にも、前立腺がんのがん細胞が腰の骨に転移することで、腰痛の原因となること等よく知られてます。

原因が判れば治療は簡単です。これと同じで、戦争の原因の解明がなされていない憲法は危険なのです。

勇敢に戦ったか、それとも卑怯な戦いだったか、それは、プロセスであり、過程であり、重要ではない。

重要であるのは、結果であり、原因である。原因が解明されれば、人々の足元も明るくなるからである。

恐ろしい病にたとえられるほど病的で人類の歴史上最も悪質な戦争だったのに、処置を見失ってしまった。

そして、残念ですが、 現在の憲法は、歴史の事実を故意に、或いは、過失で見落とし、特に、

1941年(昭和16年)、1月から12月末まで、天皇が果たした役割について、重大な見落としがあり、

その上に急ごしらえで立てられたといえます 。古来から、急(せ)いては事を仕損じると言われています。

  戦争の原因がほとんど解明されていないのに昭和21年に憲法を制定し同年11月3日に公布した  

憲法について、間違いがあれば、確実に、各種の災害が発生し、国民を苦しめるに到る。憲法は歴史と共に

あるのであり、例えば十七条憲法は日本国の歴史であり、為に破棄されえないのである。歴史を忘れる或る

いは歴史の事実に背くことで、一部の人々には利益をもたらす悪文憲法を護持しようとする。各種の災害を

発生させ国民を苦しめた憲法は、それなりの屈辱的な評価を受け、後何も語られることはない。歴史に記録

された戦争の原因が完全に解明され、国民を苦しめた戦争犯罪の再発防止策が憲法として確定するに至る。

歴史には、事実を必要とする特性があり、それは、後の世の中の為にであり、歴史が科学である為にである。

科学が歴史を取り扱うべきであるのに、人為の政治取引が歴史を取り扱ったために、憲法に悪影響が出た。

憲法は事実で構成された歴史を土台にして構築され、始まりと終わりを必要とする映画の脚本の類とは違う。

どのように重要であるのかは、どのような人々が、何処で、どのような意図で策定したのかによって異なる。

誰が何処で、どのような目的のもと、いつ、どのように憲法を作成したのかということが極めて重要である。

映画の脚本に、国民を各種の災害から守る High-spec な機能などは全く求められていはいないし、必要ない。

どうしても歴史の事実や真実を必須とする憲法よりも、ハリウッド映画の脚本の類を希求してはならない。

ハリウッド映画の脚本を思わせる現憲法は止めるべきである。そうでなければ、日本は悪夢のように終わる。

戦争の原因解明の道(ハーバート・ノルマン)を捨てて、日本国は天皇が支配する。そして、我々が天皇を

支配し、コントロールする。これで良いではないか。人類の存続の可能性である基礎科学は捨てられたのだ。

歴史の事実に背く憲法は憲法には成り得ず、創作小話の類にとどまり、国家を崩壊させ世界を破滅に導く。

憲法と歴史は分離されない(憲法と歴史の一致の原則)と憲法と政治は総合的に展開される原則に違反状態。

例えて言えば、歴史は電車の線路で、憲法はその線路の上を走る電車である。それであるのに成っていない。

鉄道の歴史は事故との闘いの歴史。戦争との闘いの歴史が人類の歴史であるとする崇高な理想が微塵もない。

このことは、アメリカのスペースシャトル計画における二大事故を想起させる。一例は、1986年1月28

日午前11時39分頃に発生したチャレンジャー号の事故である。調査委員会であるロジャース委員会は、

事故の根本原因はNASAの組織文化や意思決定過程に問題があったためにと結論付けた。もう一例は、2003

年2月1日午前9時00分18秒頃に発生したコロンビア号の事故である。事故調査委員会は、事故原因に

ついて、チャレンジャー号の事故の原因とされた制度上の失敗は正されることもなく、意志決定過程の欠陥が

17年後にコロンビア号の破壊をもたらしたと結論付けた。起こるべくして起きた大事故ということであるが

2007年5月5日午後6時50分頃発生した大阪エキスポランドのジェットコースターの事故原因と重なる。

憲法はその国の人間の魂の雄叫びであり諸々の時代の諸々の知識人の主義や主張や脚本であってはならない。

憲法は歴史に忠実でなければ国家の柱にはなりえない。アメリカ合衆国の人間の憲法観が正しいとは言えない。

そして、国家統治と企業統治や宗教法人の統治を間違えたり混同したりすることは非常識であり論外である。

憲法が虚構であってはならない最大の理由は各種の大災害を発生させ、世界を苦しめるに至るからである。

憲法をあらゆる法律の王様と捉え法律の基準とした場合、基準が間違っていたなら全てが狂いだしてしまう。

それが現行憲法の問題点であり、「憲法の番人」である最高裁判所の仕事に対する日本国民の嘆きである。

何の研究も原因究明も成されていない憲法などはあり得ない。もしもあるとすれば、それは、憲法ではない。

やれ、押し付けであるとか、へっぽこであるとかと多くの国民から批判されるようなものは憲法の格を欠く。

通常はコンフリクトとは、意見の相違、衝突、闘争、論争などの意味で否定的に使われる言葉であるが、

メアリー.P.フォレット(1868-1933)はコンフリクトをもめごとや争いと捉えるのではなくて、積極的に利用

して組織を進歩させると考える。そのためには、次の3つの処理方法がある。1つは支配であり長期的には成

功しない。2つめは妥協であり両方に不満が残り暫定的な解決策であるとする。3つめが、統合であり、両者

の要求が同時に実現されて新たな解決策を見いだせるとする。統合を実現するためには、凡庸な知性や洞察力

ではとても叶わないが、全体的な状況を進展させるためには、努力してみる価値はあると説いた。アジアの

文化では、原因究明はすべてのことであって、山奥で生きているちょうちょやトンボにさえも原因と結果の

法則を適用しようとする。西欧の人間にはわからないほどの圧倒的な原因解明をやって見せたりもする。

文明間の戦争が人類の命取りになり得るのは戦勝国が戦争の原因を解明出来ない脆弱性があるためである。

これにより、根本から人類を滅ぼす悪意を持つ勢力の前に祝福の末裔である人類が屈することになりかねない。

人間が製作する物や事には全て出来映え・出来の良し悪しがあって、必ず、その結果を受け入れることになる。

憲法に必須の真実性の原則に鋭く違反している憲法であるために、その憲法を守れというのは残酷なことだ。

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