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いわくにバスでは2つのICカードシステムが共存中(2024/2/27~)

2024/2/3付ブログ記事「2024年2月から新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ」の続報です。

上記記事で、

>したがって、2024/2/27時点の取扱規則の別表上にはいわくにバスが2つ存在する(PASPY導入事業者としてとICOCA導入事業者として)ことになるようです。

と書いたとおり、確かに2か所に掲載されています。

https://www.jreast.co.jp/suica/etc/rule/04.html

1か所目は「有限会社倉橋交通」と「広島バス株式会社」の間(PASPY導入事業者として)

2か所目は「福井県美浜町」と「西日本鉄道株式会社」の間(ICOCA導入事業者として)

こういった例は過去にあったのでしょうか? 

なお、新たにICOCAを導入したいわくにバスの高速バスは、案内ページにあるように簡易型IC端末での対応です。運賃は基本的に950円均一なのでドライバー側での運賃設定に関する操作は不要です(ごく一部に存在する岩国錦帯橋空港経由便は空港~錦帯橋間のみの乗車可能で別運賃)。

https://iwakunibus.notion.site/1a4b70fc9c07429c886bdf1a40ff27ba

PASPYを導入している一般路線のPASPY廃止後の対応は未公表です。

 

以下は蛇足です。

島根県の石見交通は、全社的にICOCAを導入した際に(2023/2/2付ブログ記事「島根県西部のバスで2023/3/22からICOCAなどが使えるようになります」参照)、同時に(共同運行相手の他社が全てPASPY導入事業者である)高速バス広島線だけで対応していたPASPYから撤退しています。但し、別表上の掲載場所はPASPY導入事業者としての「中国ジェイアールバス株式会社」と「鞆鉄道株式会社」の間で変更ありません。ついでながら、中国ジェイアールバスも広島地区ではPASPYのシステム・山口地区ではICOCAのシステムをそれぞれ使用していますが、別表上の掲載場所はPASPY導入事業者としてのみとなっています。

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