ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母 かずえ 嬉しい絵手紙その1

2016-06-30 05:55:55 | 母 かずえ
梅雨真っ只中、怠いのは人もねこも同じですね。
いや待てよ、ポンちゃん年中こんな感じじゃないっけ~

脳梗塞で入院し、それによって落ちた体力筋力を復活させるべく、リハビリテーション病院に入院中の母かずえ、86歳。最初の入院中に、重度のアルツハイマー型認知症だということも判明しました。先日、そんな母に友人から手紙が届きました。(友人と言っても母より一回りはお若い方)

しとしと どんよりと
うっとうしい 毎日が 続いておりますが
お身体の具合は、いかがですか・・・

雨のあとは
必ず晴れの日が来ます
元気な笑顔に 又 お会いできる日を
楽しみにしております

なんと気遣いの溢れるお手紙なのでしょう。老眼鏡を掛けなくても、そのまま読むことのできる大きな文字。母が大好きな、花の絵を描いてくださり、短い文章の中に「今はお辛いでしょうが、必ず元気になられます、そうしたらまたお会いしましょうね」というメッセージを込めてくださったのですね。


「これはどくだみの花、これは額紫陽花やね~、綺麗やねぇ」と何度も何度も。畳んではまた広げ、お手紙を愛しむような手つきで撫で、読んでおりました。(巻物のお手紙って凄い


認知症のお薬を止めてから一週間が過ぎました。気のせいかもしれませんが、以前より自発性が出た気がします。笑顔は格段に増えました。口元の震えや、声の小ささには余り変化がありませんが。


もう少し様子を見ていたら、また何か違った現象が出てくるやもしれません。こういった、皆様からの励ましのお言葉を力にして、好転してくれることを願ってやみません。

ぐっすり眠ってしまったポンちゃんの足毛アップでございます
これ自体が、ひとつの生物のような佇まい。

ですが、足毛ボーボーのせいで、ねこ飼い初心者のあたくし、生のねこの肉球を、間近にちゃんと見たことがありません。
なんたって、毛に埋もれてしまってますからね~ 謎や~

                  

ここで母かずえ、入院中のこぼれ話しをひとつ。

まだ脳梗塞の治療で入院中のとある日、仕事帰りに私の息子が一人でお見舞いに行ってくれた時のこと。

病室を訪ねてみるとぐっすりと眠っているお婆ちゃん。
起こすのは可哀そうだな・・・と思い、1時間程ベッドのそばの椅子に座って、起きるのを待っていたのだそうです。

母の目が少し開いたので「お婆ちゃん、〇〇だよ、分かる?」と声を掛けると、寝起きの目をシバシバさせながら母は「はぁ、〇〇さんって仰るんですか。どうぞ宜しくお願いします」

お、お婆ちゃん・・・オレのこと、もう分かんなくなっちゃった・・・の・・・? 余りのショックでしばし絶句し、涙ぐんだという息子。

すると暫くして、ようやく目が開いたお婆ちゃんが
「あらぁ!〇〇!来てくれたんねー、あんた忙しいのに、悪いね~、ありがとね~」

「え~~~オレのさっきまでのショック、どこ持ってく~
涙ぐむとか、オレ、めっちゃ恥ずかしくない?」

どうやら母は、新しいリハビリの先生か誰かが、挨拶に来てくださったのだと勘違い。だけど、先生なら普通、名字で自己紹介するだろ~!と思いますけどねぇ。

息子の、こういう目に遭う率、結構高いのです。そういう星の下に生まれたヤツなのです マジ受ける~


母親なら~、客観視やめろ~!とよく言われます~
母として出来損ないで、すんまそ~ん
2つのボタンをぽちっとして頂けると、と~っても嬉しゅうございます


  
ポチ、ありがとうございました~