会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

みずほ銀行のシステム障害、ほぼ復旧 定期預金のデータ更新作業が原因 1日午後にも説明へ(ITmediaより)

みずほ銀行のシステム障害、ほぼ復旧 定期預金のデータ更新作業が原因 1日午後にも説明へ

みずほ銀行が、ATM障害についてほぼ復旧したと発表したという記事。

「みずほ銀行によると障害は2月28日午前11時ごろ、利用者からの問い合わせで判明。ATMの操作画面には取引不可のエラーメッセージが表示されたという。その後の調査で、預金を引き出せないトラブルや、ATMに挿入した通帳やキャッシュカードが戻ってこない不具合を確認した。

28日午後7時半過ぎの時点で全国に設置した5395台にのぼるATMのうち、影響があったのは約半数に当たる少なくとも2956台。」

システムの不具合で取引が一時的にできないというだけであればともかく、通帳やキャッシュカードが機械に吸い込まれたまま戻ってこないというのは、利用者にとっては、相当のショックでしょう。

「みずほ銀行では2002年4月の発足時と11年3月の東日本大震災の直後にもシステム障害を起こしていた。その後、4000億円以上を投じて基幹システムを刷新。19年夏に本格稼働を始めていた。」

みずほ銀行のATM、全国で障害 ネットバンキングも(朝日)

「同行によると、28日午前から一部店舗や店舗外のATMで障害が発生。通帳やキャッシュカードを入れても取引できず、機械に取り込まれたまま出ないトラブルが起きた。28日に定期預金のデータ更新作業をしていて障害が起きたといい、詳しい原因を調べている。ネットで取引する「みずほダイレクト」でも定期預金の預け入れなどができなくなった。」

「みずほは発足直後の2002年や、東日本大震災があった11年に大規模なシステム障害を起こし、持ち株会社みずほフィナンシャルグループが金融庁から業務改善命令を受けた。教訓を踏まえ、19年に基幹システムを刷新していた。」

みずほ銀行のATM、戻らなかったカードや通帳は「後日連絡し返却」(読売)

「みずほ銀行は28日、一部の現金自動預け払い機(ATM)で、預金の引き出しができなくなるなどの障害が発生したことを明らかにした。挿入したキャッシュカードや通帳が取り込まれたまま戻ってこなくなる例もあった。午後7時40分時点で、全国にある約5400台のうち約3000台が停止している。」

金融庁、みずほ銀に報告命令へ ATM障害で(日経)(記事冒頭のみ)

「金融庁は1日、みずほ銀行のATMでシステム障害が起こった問題で同行に対し銀行法にもとづく報告徴求命令を出す方針を固めた。ATMから預金を引き出すために挿入したキャッシュカードや預金通帳が出せなくなり利用者に混乱が広がったことを受け、障害の原因について詳しく調べる。」

まさか、紙の通帳を使わないように誘導するためということはないのでしょうが...

みずほ銀、紙の通帳に手数料(2021年1月)(共同)


(電子書籍版)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事