会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ソフトバンク社長“紙ゼロ”宣言の波紋…製紙業界にショック(夕刊フジより)

ソフトバンク社長“紙ゼロ”宣言の波紋…製紙業界にショック

ソフトバンクグループが社内業務で紙を使わない「紙ゼロ」に取り組むという記事。

「孫正義社長が「社内業務ではコピーなど一切許さない」と宣言。紙でしか受け付けてもらえない省庁への提出物などを除き、4月末までに社内業務から紙を一掃するように指示した。報道関係者らを対象にした決算発表会でも紙による資料配布はやめ、自社ホームページからダウンロードしてもらう方針。

 孫社長は「役員会では半年前から紙ゼロ」といい、紙を使わないことで生産性が向上するという考えだ。」

製紙業界だけでなく、監査業界にも影響しそうです。ソフトバンクグループの監査人は、監査人に提出される資料がすべて電磁媒体となっても、対応できるようにしなければなりません。重要な外部証拠は紙のものが残るとは思いますが・・・。

もちろん、現状でも、紙に打ち出していないデータをもらって、監査するという実務は広がっていると思われます。

電子的監査証拠電子的監査証拠
カナダ勅許会計士協会 日本公認会計士協会

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業績の方は非常に順調なようです。

ソフトバンク、最終益3000億円突破 前期決算は増収増益(産経)

通期(2012年3月期)決算(ソフトバンク)
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