会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

23年度分企業の赤字法人割合は72.3%と高水準(タビスランドより)

23年度分企業の赤字法人割合は72.3%と高水準

国税庁公表の「平成23年度分法人企業の実態(会社標本調査)」によると、赤字法人割合が72.3%と高水準のままだという記事。

「平成23年度分(平成23年4月から24年3月)の法人数257万8593社のうち連結子会社(8103社)を除く257万490社の状況をみると、27.7%を占める71万1478社が黒字法人、残りの72.3%の185万9012社が赤字法人となっており、赤字法人割合は過去最悪だった前年度分から0.5ポイント減少したものの、景気状況は決して好転していない。

 一方、営業収入金額は1275兆6237億円(対前年比5.7%減)で、このうち利益計上法人の営業収入金額は767兆968億円(同1.6%増)、所得金額は33兆9403億円(同4.6%増)に達し、営業収入金額に対する所得金額の割合(所得率)は4.4%(同0.1ポイント増)となっており、赤字法人割合は高水準だが、順調に景気回復を図っている企業との二極化が出ている。」

実際に業績が悪い企業も多いのでしょうが、節税が効いていて赤字になっている会社も相当程度あるのではないでしょうか。

こういう本を書店で見つけました。

4620321907粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白
佐藤 真言
毎日新聞社 2013-03-29

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宣伝文句より

「“粉飾詐欺”で懲役2年4ヵ月―最高裁で争う元銀行員が明かす、この国の検察、裁判所の矛盾。粉飾決算に手を染めざるをえない中小企業の現実に、真正面から踏み込んだ問題作。」
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