秋です
いつも沢山のコメ有難う
コメントとポチ応援に感激してます
これからも毎日の応援に答える為に
コメには訪問してコメ&ポチ応援していきますね
だから応援しちゃって下さい
ρ(・・。)
ポチポチポチポチポチポチポチポチッとお願い
↓↓↓プリン今日も応援するよのポチをρ( ̄∇ ̄o)↓↓↓
街から外れた寂れた場所に
それは大抵ある
カーホテル
モーテルとも言う
何年も放置されていたモーテルの取り壊しが始まる
取り壊し業者は容赦なく解体してしまうので
解体を頼んでいた不動産の人が一足早く建物の中に入ってチェック
とりわけ大事なものもない
殆どガラクタ同然だ
しかし気になるノートを見つけた
そのノートは数十冊もある
中をチラッと見た
ホテルを利用した人の落書きがギッシリと書いてあった
このノートには沢山の人の想いが詰まっている
好奇心から、そのノートを自宅に持ち帰ったのだ
一枚一枚をシュレッターに掛けて始末をしよう
そんな事を漠然と考えていた彼
彼は自宅で一冊一冊を丁寧に読んだ
ノートの中には青春が詰まっている
ふと数冊目に長々と綴った女性の字体を見つけた
その中身とは
1978年1月某日
今日で駆け落ち2日目
このホテルに滞在して2日目だ
後どの位、彼と一緒に居られるのだろう?
彼の両親も、私の両親も探しているでしょうね
何故に私達は結婚を反対されるのだろう
私が年上だからか?
親にとって彼は理想の相手ではないからか?
彼の両親は私が10歳も年上って事が気に入らないのか
たまたま早く、この世に生まれただけなのに
歳の離れ過ぎた女は駄目だって事なんだろうね
そして私の両親は彼が若いってだけで反対している
25歳と35歳
逆だったら?
明日、私たちは両親の手の届かない所へ行きます
二人で決めました
彼と一緒なら何処にでも行きます
この街には戻ってくる事はないでしょうね
さようなら
と意味深な言葉が並んでいたと
何十冊もあるノート
他には無いかと同じ字体を探したら
1983年8月某日
5年振りです、その節はお世話になった私達
今日は帰省で、懐かしくて寄ってみました
同じ部屋に泊まれてラッキーです
心配するような事をしちゃったけど今はとっても幸せです
来月は子供も生まれます
今、住んでいる所のお土産
大した物じゃないですが皆さんで食べて下さいね
と結んであったんだって
青春の小部屋物語
小さなモーテルの沢山の物語
モーテルのオーナーも事情があって止めてしまったが
こんなカップルも居て嬉しかったろうな
もちろんシュレッターに掛けて廃棄しちゃったけど
読んでて清々しい気分だったと彼は言った
とっても素敵なドラマのあったホテル
そのカップルは今はどんな生活しているのか?
知りたくなった私です
ε=ε=ε= 。・゜(゜ノT-T)ノ
今日もプリンに応援を宜しくね
↓↓↓
今日もプリンに応援のポチを宜しくねρ(・・。)
↓↓↓