トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんなブログです。

「エコキュートの配管溶接で注意喚起のために」の巻

2024年05月13日 | 店主


今回の事例はメーカーサービス(パナソニック)もあまり危惧されていないようなので、改めて掲載させていただきます。


一般の方には関係のない話しですのでスルーしてください


エコキュートのヒートポンプを修理される前に、この投稿をご確認いただければ話が見えてくると思います。
(ヒートポンプ本体の温水コイルからの水漏れ時)

「エコキュートから変な音がするんです」の巻 - トモエデンキの屁の突っ張り

※この投稿は危険作業ですので真似をしないでください、私も今後はメーカーサービスに修理依頼をさせていただきます。今後も知らずに同じ作業をされる方が居られるかも知れま...

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私もこの時の作業はいつもの溶接作業と簡単に考えて作業してしまいました。


何事もなかったから良かったものの、とても危険な作業だったと後で気付いたしだいです。


メーカーサービスも電器店が温水コイルを溶接で穴をふさぐような作業をすることは想定していなかったようです。


温水コイルに穴が開き漏水した場合、メーカーサービスは基本的にヒートポンプを持ち帰り温水コイル一式の交換をしますから修理費用は7万円~と高額になります。

作業は溶接作業の資格を持った専任者がされるらしい


ちなみに、温水コイルの交換ではなくヒートポンプ本体の交換なら危険はありませんが、さらに費用は高額になります


知らないと言うことは・・・


なぜ危険かと言えば、ヒートポンプの配管で温水コイルと言う熱交換のパイプ部があるのですが、そのパイプは二重になっているらしく(メーカーサービスに聞いた話し)


外側には水が流れ内側のパイプにはには炭酸ガスが高圧で封入されている

このガスが圧縮された後に高温となり周りの水を温めるのです。








なので、外側のパイプに穴が開いて水漏れを起こした場合に、溶接で穴をふさぐ際にバーナーで熱すると中には高圧のパイプがあるので破裂する危険があるのです


断面図にすると



バーナーで溶接する場合は水を抜いてますので、配管内は高温になり冷媒配管も高温になるのです


まぁ、私の想像なんで実際のところはわかりませんが・・・・



誰か詳しいことがわかれば教えて欲しい、メーカーでは詳しくは教えてくれないから



きょうはここまで


つづく