プチ早期退職者の資産運用+αブログ

新NISAの成長投資枠でiFreePlus 米国配当王(資産成長型)も積立中

 これも記事にするのが遅くなったが、年初から新NISAの成長投資枠でiFreePlus 米国配当王(資産成長型)も毎月1万円分だけ積み立てている。


iFreePlus 米国配当王(資産成長型)の紹介

 米国の配当王と分類する企業(原則として選定時に50年以上連続で毎年1株当たりの配当総額が増加している企業)に分散投資する投資信託。選定した銘柄(最低40銘柄)の組み入れ比率は均等で、銘柄入替は年1回、リバランスは毎月行われる。

 為替ヘッジなし、ファミリーファンド方式、運用は和アセットマネジメント。分配金の出る年4回決算型もあるが、こちらは無分配で配当金再投資を続ける資産成長型新NISAの成長投資枠の対象

 月次レポートによると2024年2月29日現在の組入銘柄は株式47銘柄、リート1銘柄となっていて、上位10銘柄は次のようになっている。S&P500の上位銘柄とは全然違って私もほとんど知らない銘柄ばかりだし、マグニフィセント・セブン銘柄も入っていない(条件を満たさない)。


 出所:月次レポート(https://doc.wam.abic.co.jp/ap02rs/contents/pdf/04316235_m.pdf)


 昨年の5月に設定されたばかりだが、設定来の基準価格のチャート等は次の通り。 


出所:マネックス証券|投資信託|ファンド検索|iFreePlus 米国配当王(資産成長型) 


 なお、信託報酬は0.286%程度、その他費用もかかるが割合は小さい。


iFreePlus 米国配当王(資産成長型)への投資理由

 新NISAのつみたて投資枠でeMAXIS Slim全世界株式(除く日本) に毎月5万円積立の設定をしたが、約64%は米国でマグニフィセント・セブンが大きな割合を占めている。それらは今後も高成長が期待できる有力銘柄だが買われ過ぎ感が否めないので、米国株の中でも配当重視(バリュー株)の銘柄の割合を増やしたいと考えた。

 また、円安への保険としてドル建て資産の割合を増やすには為替ヘッジなしの米国株、特に安定的な値動きの期待できる連続増配株が適している

 NISA枠は投資額で消費されるので、資産成長型が長期的には有利である。

 毎月1万円だけにしたのは、つみたて投資枠の対象ではなかったこと、今年は日銀のゼロ金利解除や米国の利下げがあって多少は円高に振れて基準価格が値下がりする可能性を考えたこと、新NISAで積立中の他の投資信託とのバランスを考えたことが理由である。

 iTrust新興国株式を毎月1万円積立中あることも以前書いたが 、米国配当王の毎月1万円と合わせて、毎月5万円のeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)にトッピングして自分好みの投資信託にした形になっている。自分の思ったことを試して面白みを足したとも言える。


 なお、米国配当王は昨年12月12日約定でNISAで1,000円分だけ買っていた。新NISAで買う予定の投資信託を選定した際、NISA枠で放置予定の余りが1,000円分あったので買っておいたのだった。その時の基準価格10,650円だったが、3月19日には11,354円まで上がっている。

 昨年末に積立設定した時点では株式市場の暴落や円高の進展があれば他の投資信託ともども増額する想定でいたが、成長投資枠は実質的に使い切ってしまったので増額については基本的に来年検討したいと思っている。


【2024.3.29追記】

 昨年分のNISA枠の余りで1,000円分だけ買っていた分は、少額過ぎて残しておく意味もないので3月28日約定で解約した。基準価格は10,650円⇒11,857円となっていて113円の利益が出た。3ヵ月ちょっとで11.3%の利益になっていた。米国株高と円安の効果で基準価格は高値更新を続けている。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「投資信託」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事